道連れ彦輔
「道連れ彦輔」逢坂剛 文芸春秋
御家人の三男坊、家を出て長屋住まい、小人目付配下の助っ人をして礼金を稼ぐのがなりわい
感情移入できにくい、お友達としとしたくはない、キャラクターの持ち主
予定調和で運んで、めでたしめでたしのお話しは、最近では流行らないようです。
こんなごつごつした主人公のお話のほうがウケルんでしょうね。
作家逢坂剛、キャラクターを創造するんですが、けっこう早めに潰してしまいます。
百舌のシリーズ、禿鷹のシリーズなど
新宿鮫で延々と引っ張っているひとは違うなぁ、と思っております。
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