ジャパン・シンドローム
「ジャパン・シンドローム」渥美饒児 作品者
チャイナ・シンドロームというものがあります、原子炉の炉心溶融
この言葉の応用で、ジャパン・シンドロームという題名になっております。
妹が交通事故で死亡した。その原因を探って、原子炉事故に行き当たります。
原子炉事故を隠すため、殺人事件を企てたのだが、間違いで妹の車が襲撃されてしまった。
追い込み、追い込み、プルサーマル計画が暴かれるは、原発カルテルが明らかになるは
検察庁特捜部が乗り出してくるは
圧巻は、原子力発電所に単身乗り込んで秘密を探り出すあたりです。
原発の炉心周辺がどうなっているか、たいていのひとは知りません。
嘘かほんとか、それはともかく、へぇぇ、そうなっているの
驚きました。
原発ジプシーというのも知りました。
下請けの作業員で、原発のメンテナンス清掃に従事するのだそうです。
電力会社の社員とは被爆量が格段に違うんだそうです。
ちょっと読みづらいお話だったが、最後、畳み込んで、勢いで最後まで読ませてしまいました。
« 迷惑メールを削除 | トップページ | 南座、ミュージカル阿国に行きました »
コメント