悪党たちは千里を走る
「悪党たちは千里を走る」貫井徳郎 光文社
詐欺師のお話です。
金持ちのペットの犬を誘拐しようか。
おぼっちゃまにばれてしまって、ねぇ、ぼくを誘拐して、ぼくのほうがもっとお金になるよ。
狂言誘拐のはずが、別のやつらにおぼっちゃまが誘拐されてしまった。
この続きはどちゃがちゃはちゃめちゃ
予定調和、お話しはこう運んで行くんだろう、ほぅら、思ったとおり
予定調和などぶち壊して波乱万丈に進んで行くとはらはらどきどきです。
あまりに飛び過ぎると、荒唐無稽になってしまう。
こんなお話しはシリアスに語れるものじゃありません。
コメディタッチだからこそお話が運べるというものです。
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