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2007年5月14日 (月)

小説明恵

「小説明恵(みょうえ)」寺林峻 大法輪閣
源平争乱のころから鎌倉幕府初頭のころが時代背景です。
法然などの新しい宗教気運がきざし始める時代です。
明恵は華厳と密教を融合した厳密を極めようと志します。
華厳宗律宗などは戒律プロトコルを磨くのを主眼とし(しぇるぱの解釈)
密教は自己を高めることで、仏に近づこうとします。
名号、題目を唱えることで、仏のほうが近づいてくれる
新しい宗教理念が生まれて、明恵は宗論整理に懸命になります。
栂ノ尾の高山寺を創建し、ひとびとの帰依を集めました。

というようなことが、あれこれ、あれこれ
高僧伝というのは、落ち着いて読めるもんです。
悪人が出てこないし、恋愛や闘争など欠けらもない。
ただ、どこがクライマックスなのか、高揚した気分など味わうことなく、お話しは終わってしまいます。
明恵という高僧がいた。
わたしの解釈では、旧守派で、新潮流を作ることなく去っていったひと、こんなことでしょうか。
なにしろ、この本を読むまで、明恵という人物など知らなかったのですから。

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