無料ブログはココログ

« 家族善哉 | トップページ | 戎、戒 »

2007年6月29日 (金)

二人の勘助

「二人の勘助」江宮隆之 桐原書店
風林火山外伝というサブタイトルです。
讃岐生まれの山本勘介
駿河生まれの大林源助、別名、山本勘助
二人の勘助がいます。何度も出会い、振れ合いながら成長していきます。
基本的に、二人は別々に旅し、修行を重ねていきます。
時々、今読んでいるのは、どっちの勘助のことだろう、と訳が判らなくなることがあります。
今川氏の中で内紛が起きます。相続を懸けての争いです。
それぞれの勘助は別々の陣営に身を置くことになります。
片方の勘助が亡くなり、亡くなった勘助を生き残った勘助が受け継いでいくことになります。
ここまでで、ほぼ9割、この後は武田家に仕えることになりますが、ここからは正伝のままで、世に聞こえたことを繰り返して語っています。
やっぱり、前半から中盤の、これはどっちの勘助のことかいな、と面食らいながら読み進めて行ったあたりが一番面白い。
伝奇、ロマネスクの芯はそのへんにあるのでしょうね。

« 家族善哉 | トップページ | 戎、戒 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 家族善哉 | トップページ | 戎、戒 »

最近のトラックバック

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31