無料ブログはココログ

« おわび | トップページ | 島根県邑南町、田ノ原冠山 »

2007年7月18日 (水)

ナイチンゲールの沈黙

「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊 宝島社
「チーム・バチスタの栄光」からの2作目です。
前と同様、ワトソンとホームズは、愚痴外来の医師と厚生労働省の技官です。
かき混ぜ役に、警察庁キャリアの警視正殿も加わっています。
なんたって凄いのは、人が死ぬのは本の半ばになってからです。
ミステリーで殺人が起きなきゃ話しが始まらないはずでしょうが。
それまでは何やっているか
お仕事、お仕事、手術の段取りがあったり、術前カンファレンスがあったり
ルーティン、むだ話でずっと引っ張っているわけです。
神は細部に宿り給う、病院のあれやこれや、知らないこと、知りたいこと、これはもうむだ話ではないですね、ページを次々とめくりたくなるもんです。
ミステリーの中身?
ナイチンゲールと題名にあるように、看護師が対象です。
トリックに無理があるの、ないの、と言ってもしょうがない。
ストーリー・テリングの名手というべきか、内輪話のはめ込みが上手というべきか、後者のほうが、情報の量・質とも上等なので、光っております。
作者は本職が医者なので、そうそう、本の執筆に時間を割くことが難しいのが残念です。

« おわび | トップページ | 島根県邑南町、田ノ原冠山 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« おわび | トップページ | 島根県邑南町、田ノ原冠山 »

最近のトラックバック

2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31