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2007年9月18日 (火)

血の城

「血の城」鈴木英治 角川春樹事務所
高天神城が舞台です。
徳川家康が高天神城に肉薄して、ここが落城すると、武田勝頼は一気に威勢を失うことになります。
お話しの展開は城の攻防ではありません。
攻防の合戦はお話しの一部ではあるが、本筋は徳川家、武田家の城内での出方、カードの切り方にあります。
お話しの傍流に、野武士の群れ、武田の忍び、ではなくて諏訪の忍び、旧今川の忍び、ちょっと油断すると、今出ている○兵衛は何物だったかな。
お話しを離れて、新しく発見したこと
高天神城とは、三川遠江信濃の接点にある山岳の城だと思い込んでいました。
大間違い
静岡と浜松の中間で、東名高速道路東海道新幹線よりも南の、遠州灘の海岸に近い位置にある城でした。
それじゃぁ、徳川にとっては武田の出城が間近でこの上なく邪魔、武田にとっては駿河から京へ登る重要拠点というのはよく理解できます。
やっと納得、城の攻防に血道をあげるのも当然だ。
歴史は勝者敗者がはっきりしています。
その中で、ふむ、そんなこともあるかもしない、そんな虚構を語るのが時代小説です。
あるわけないじゃん、その抵抗をねじふせて、語り通しました。

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