にこにこ貧乏
「にこにこ貧乏」山本一力 文芸春秋
週刊文春連載の短文の集まりです。
週刊誌で見開き2ページ分だから短い、そこがええんですね。
身辺雑記、たいがいが同時平行の身内話が大部分です。
たまに生まれ故郷の高知の話が出てくるが、そこはほんの少し
にこにこ貧乏の本質は子供時代にあるのだが、読んでいるほうとしては、必ずしもにこにことしながら読み続けられるわけでもない。
貧乏から脱却した現在の身辺雑記のほうがにこにこできるというものです。
取材や現地調査で地方に行った話では
なるほど、あの小説のことで行ったのか、と楽屋話を聞く思いです。
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