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2007年10月21日 (日)

月ノ浦惣庄公事置書

「月ノ浦惣庄公事置書」岩井三四二 文芸春秋
「清佑、ただいま在庄」「村を助くは誰ぞ」に続いて、読み進んでおります。
浮浪児が成人したとおぼしめせ。
偶然のきっかけで土倉(中世での金貸しのこと)に雇われることになった。
その男が代官として高浦の庄にやってきた。
高浦の隣りの庄、月ノ浦に目をつけた。
難癖をつけ、乗っ取りに切り込みをかけたり、訴訟にも持ち込んだ。
支証(証拠)の古文書もあり、月ノ浦の勝訴と思われたが、土倉の金主からの圧力で敗訴になった。
荘園の中での訴訟では負けたが、室町幕府の剣断(法廷)に持ち込むことにしよう。
比叡山のちからを借りて、なんとか訴訟に持ち込む。
奉行が襲われたり、訴人が襲われたりで、なかなか判決が出るまで持ちこたえられない。
このへんからクライマックスになだれこみます。

底本は、琵琶湖の「菅浦文書」の「菅浦惣庄合戦注記」が下敷きあのだそうです。
へぇぇ、中世の頃はこんな具合だったのかい、と驚くこといろいろです。

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