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2007年10月 1日 (月)

栄光一途

「栄光一途」雫井脩介 新潮社
ヒロインはジャパン柔道の強化プロジェクトのメンタル・コーチ
柔道界にドーピングをしている選手がいると密告があり
それを調査することを命じられる
オリンピック選手を選定する時期です
ひとりではできないので、仲間を集める
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「大丈夫よ。私が鬼平であんたが相模の彦十だとしたら、彼女は与力の佐嶋くらい信頼できるから」
何じゃそりゃ。
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こんなくすぐりも混ぜながら、調査は進んで行く
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「現在のドーピング検査で禁止、あるいは使用制限されている薬物は、大きく分けて四種類あります」
堀内絵津子は資料を見るでもなく、話し始めた。
「一番目が興奮剤。カフェインとかエフェドリンといった類で、よく風邪薬なんかを服用して引っかかるのがこの系統ですね。カフェインは尿中量が定められていて、それを超えるとアウトです。二番目は麻薬性鎮痛剤で、ヘロイン、モルヒネといったものです。三番目はタンパク同化剤。いわゆる筋肉増強剤といわれるもので、ドーピング問題の中心となる薬物です。四番目は利尿剤。これはタンパク同化剤を尿によって体外に排出させる効用があるので禁止されています。他にウェイトコントロールをするために利尿剤を使うケースもあります」
「その他にも血液ドーピングとかね、挙げたらきりがなけど柔道界の幹部数人が真っ青になるほどの問題が起きるとすれば、やっぱりタンパク同化剤じゃないかな。競技の性質から考えるてもね」
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ふぅむ、ドーピングとはそんなものなのかい
強化コーチの仕事もあるし、オリンピック候補をしぼる選考会もあるし
その中でも、調査はだんだんと核心に進んで行く
柔道の試合の描写はたいしたものです
作者に柔道の心得がないと、あれは書けないな

わたしは柔道については全然知りません
マンガの「柔道部物語」小林まこと
ヒーローが三五十五(さんごじゅうご)で、岬商業高校、全国大会へ進出していくストーリーです
長編マンガだよ、そのマンガで柔道の技を知った程度
その程度の予備知識でも、柔道界の光と影がよくわかりました

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