任侠学園
「任侠学園」今野敏 実業之日本社
警察小説で売り出しの今野敏です。
こんなジャンルも料理してしまうとはびっくりです。
少子化現象で私立高校の経営が危うくなってきました。
経営建て直しに理事総とっかえ、ヤクザの組長以下代貸手下そろって理事に就任します。
高校に入ってみれば、生徒は無気力だは、ガラスは破れているは、ゴミは散らかし放題だは
こりゃぁ潰れるのも間近だなぁ。
これじゃぁいけないっちゅうわけで
ヤクザ的に生徒を愛し、そう、その愛し方っちゅうのがヤクザの真骨頂なんですね。
ヤクザが正義派なんですよ。
展開がはちゃめちゃで、こんなゆるいお話しの運びは大好き
タイムパッシングには最適です。
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