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2008年2月24日 (日)

我的中国

「我的中国」リービ英雄 岩波書店
われてきちゅうごく、とフリガナの本なんです。
著者について、なんとなく、日系二世三世かハーフなんだろうと思い込んでいました。
読み進むうち、違うぞ、これは。
ネット検索で、東欧系のアメリカ人の息子で、父親が外交官なので日本中国に多く赴任し、日本語北京語に馴染んでいて、今は日本に居住し、日本の大学教授で、日本語で小説を書く、そんな人物だとわかりました。
これは1990年代、本人の年齢は50代、子供のころから一足飛びに時代をおいて、中国の各地を歩くお話しです。
西安、洛陽、開封、現代の都市を歩いているのだが、歴史の栄華の時代を探して歩く。
延安を歩くと、毛沢東の生活を偲んでいる。
北京の胡同(フートン)を歩いて、子供の頃のそれと、数年前のそれと、変化する姿に驚く。
読んでいてまごつくのは、著者の話では、日本語で観察し考えている、そう言っているのです。
2001年9月11日にニューヨークで起こったテロでは、カナダ経由でアメリカに向かう途中で、事件を知って、日本語ではものを考えられなかった、と書いてある。
ふぅむ、そういう人なんだ。
日本語で考え、北京語で受け答えができ、北京語が通用しない奥地を旅行する、ええなぁ、うらやましい。

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