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2008年5月28日 (水)

相棒

「相棒」五十嵐貴久 PHP
今、流行りのテレビでの水谷豊、寺脇康文の「相棒」ではありませんよ。
徳川慶喜の駕籠が銃で狙撃された。
大政奉還について西郷吉之助と会談するため、薩摩藩邸へ向かう途中のことだった。
誰が狙撃したかを究明するため、幕府は土方歳三と坂本竜馬を呼び出して、二人で共同して探索するように命じた。
土方歳三は新撰組だから、役目柄しょうがなく、坂本竜馬は大政奉還のプロモーター、プロデューサーだから、大政奉還を推進するため、こっちもしょうがなく、共同で行動することにした。
勤皇派では、薩摩藩、隠密行動の長州藩、こっちに当たるには、竜馬が主となり、土方は海援隊の小者として頭を下げなきゃならない。
佐幕派では、会津藩、新撰組分派の御陵衛士、こっちは土方が担当し、竜馬は新撰組の下僕として扱われる。
二日間、転げまわるように京の各所を訪ね回るのだが、そのことで、勤皇佐幕の機微のありようが浮かび上がってくる。
それで解ったこと、新撰組分派の御陵衛士、高台寺党と名乗って、薩摩の庇護を受けている。
彼らが勝手に薩摩の意図を汲み取って、暴発して徳川慶喜の駕籠を襲ったものだった。
ここで斬り合いが始まる、そんなところへ幕府高官が駆け込んで、待て待て待て
上様は大政奉還を受託なさった、ここで襲撃があったことが漏れると、話は振り出しに戻ってしまう。
一同、無かったことにせぇ。襲撃もなかった、探索もなかった、よいな。
ほどなく、坂本竜馬は襲撃されて死んでしまう。
犯人は、新撰組だろう、会津見廻組だろう、世間の見方はもっぱらこうですが、いいえ、御陵衛士、高台寺党の仕業でした。
ここまでが8割がた読み進めたところ、このあとは触れないでおきます。
土方歳三と坂本竜馬が一緒に行動する、こんなシチュエーションを考えた、よぅまぁ考えた。
なかなか面白いお話でした。

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