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2008年8月15日 (金)

あなたの余命教えます

「あなたの余命教えます」幸田真音 講談社
某電器会社の部長代理のサラリーマンで、56歳、同級生がロンドンで急死したということでショックを受けております。
ネットで「あなたの余命教えます」というサイトを見つけて、自分の余命を知りたくなった。
そのサイトの会社につくと、受付で5人まとまった段階でレクチャーが始まった。
かなり深くプライバシーを詮索されて、申し込み料金が250万円
金額が金額なので、申し込むにはなかなか踏み切れない。
彼は自分の余命が知りたい。
夫婦ものは老母の余命が知りたい。
若いむすめはパパ、どうやら肉親ではなく援助してくれるパパ、の余命を知りたい。
中年の女は誰の余命を知りたいのか明かさない。
こんな状態でお話しは始まります。

コンピューターでのデータマイニングとか、DNA分析とか、そういうことで人間の余命は分析できる、こんな会社があるのです。(これはお話しの設定、実際あったら怖いことです)
実際に、それぞれに余命なにがし、と伝えられると、ひとはどんな反応行動を起こすか。
5人それぞれの反応行動を語ります。

幸田真音の小説には、それぞれのビジネスモデルがあって、金の論理、資本の論理が軸になって語られことが多いのですが
たしかにビジネスモデルは提示されている、しかし、そこで語られているのは生命の恐れです。
近い将来、このようなビジネスモデルが実際に誕生するかもしれませんが、そんなビジネスが繁盛するなら怖いことです。

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