ヤクザのマル裏経済学
「ヤクザのマル裏経済学」北芝健 日本文芸社
サブタイトルに、元刑事が明かすワルの錬金術
まぁ、これを読んでヤクザの実態を探ろうなんて思わないことです。
たとえば、第3章、ヤクザマネーとヤクザの錬金術
闇金を廃業するヤクザが増えた
フロント企業とは何か
ヤクザマネーに沈んだ新興企業たち
巧妙化する近年のマネーロンダリング
身近にあるヤクザと一般企業の癒着
うまみのあるシノギ、風俗マネーの実態
産廃利権とヤクザ
次々と出現する驚きの新手シノギ
自治体、公共機関への恐喝
警察の新たな対応
ひとつひとつはとても興味が湧いてくるでしょ。
読んでみると表面的で具体的なことは書いてません。
警察小説のほうが深くえぐって書いていますよねぇ。
ひまつぶしとして読むなら、そういうことでしょう。
どこで読むのを止めてもかまいません。
最後まで読まなきゃ論旨がわからない、そんなもんじゃありません。
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