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2008年11月30日 (日)

ベイジン

「ベイジン」真山仁 東洋経済新報社
ハゲタカで世に出た真山仁です。
NHKがテレビドラマにする前に先に見つけて本を読んだのが自慢です。
北京オリンピックの開催に向けて、大連郊外に巨大な原子力発電所を建設します。
その建設にあたって
技術顧問として赴任した日本人技術者と、党から建設をサポートするように命じられた中国共産党中級官僚のお話です。
ふたりは、反発したり、心を通わせたり、こんなことで、普通なら、党官僚に感情移入することもないはずなのに、共感して応援してしまいます。
原発建設をサポートするだけではなく、大連市長や地方財閥の汚職癒着をあばく、こんなことも指令のうちに入っています。
どれだけ統制し、訓練をしても、原発の技術にはまだまだ及びません。
フル運転で稼動を始めてすぐ、原発はブラックアウトしてしまいます。
メルトダウンにまで至るのか、その手前で筆を止めています。
希望について、何度も触れているので、最悪の事態からは脱却できるのだろうと思うのですが

上下巻の大部の小説ですが、面白く一気に読めてしまいました。
これはテレビドラマにはならないでしょう。
原発の工事現場、完成過程のセットを組まなくてはならないので、費用がかかりすぎてドラマ化は無理です。

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