無料ブログはココログ

« 大黒目山、古道時々やぶ2 | トップページ | 山旅倶楽部で地図を購入 »

2008年11月24日 (月)

噺まみれ三楽亭仙朝

「噺まみれ三楽亭仙朝」和田はつ子 小学館
時代はいつとは明らかにしていませんが
奉行所の同心が出てくるので、江戸時代のことです。
三楽亭仙朝と弟子の三楽亭小仙治がコンビで出てきます。
話しの展開は、盗賊の一味、鬼百合、この一味が仕掛けを失敗して次々と死んでいきます。
いや、ええんです、鬼百合は話しの接ぎ穂、たいしたことじゃありません。
仙朝と弟子の小仙治、亡くなった仙朝の師匠の遊仙とのやりとり、兄弟弟子の遊太との関係など、寄席の芸人の日常が伝わってくればそれでええのです。
明治になって、三遊亭円朝が有名になってきました。
あぁ、これは、円朝を頭に置いて、仙朝を書いているな。
円朝は知りませんが、若い頃の円朝はこんなふうだったのだろうな、と目の前に浮かんできます。

« 大黒目山、古道時々やぶ2 | トップページ | 山旅倶楽部で地図を購入 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 大黒目山、古道時々やぶ2 | トップページ | 山旅倶楽部で地図を購入 »

最近のトラックバック

2023年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31