広島の三滝寺の裏、宗箇山
広島の三滝寺の裏山に登ってきました。
宗箇山とも三滝山ともいいますが、同じ山です。
いずれ、どちらかに名前が収束されることでしょう。
三滝寺、三滝山について、しぇるぱ理論を展開しております。
あぁ、あのお話しかい、そう、言葉が移っていってこうなったのだ、あのお話し。
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広島の三滝寺の裏山に登ってきました。
宗箇山とも三滝山ともいいますが、同じ山です。
いずれ、どちらかに名前が収束されることでしょう。
三滝寺、三滝山について、しぇるぱ理論を展開しております。
あぁ、あのお話しかい、そう、言葉が移っていってこうなったのだ、あのお話し。
「始末屋清七 縁かいな」樋口修吉 徳間書店
始末屋とはどんな商売かというと、ま、トラブルコンサルタントみたいなもんです。
ひと探しをしたり、もめごとをなだめたりまとめたり、そんな仕事です。
時代は明治37年、明治もだいぶ更けてきている時代です。
時代は明治でも、心情は江戸のころとまったく変わっちゃいません。
鉄道馬車があったり、渡し舟が蒸気船だったり、まだ陸蒸気が走る前の時代だから、のんびりとした風情でいられるのでしょうね。
お話しのひとつひとつはどうってことはありません。
江戸落語の人情話、これと似たようなお話しが連なります。
長屋があって、長屋話しがあって、居酒屋でくつろいだりあばれたり、しています。
商家のご隠居のごひいきがあって、始末屋の仕事をつないでもらえます。
せっぱつまったところは全然無い、そんなゆるぅいお話しです。
作家の樋口修吉がこの先人気が出るかって?
地味だもの、沸き立つ人気は出ませんよ、じわーっと一部のファンの支持を得るに留まるでしょうね。
繁華街の国道が付け変わって、新しい道を新道と呼ぶ。
その新道ですがね
しんみちと読んだり、しんどうと読んだり、まちまちです。
大阪の梅田新道のように名高かったら、しんみちと呼べますが
始めての場所の○○新道はどう読むのか判らないもんです。
北アルプスなら
笠ヶ岳の笠新道、鹿島槍への柏原新道、鷲羽岳への伊藤新道、読売新道、あらためて読み方を問われると、はぁて、どう読むのだったかなぁ。
映画や小説などを紹介するのに、内容の一部を語らないと話しが進まない、ええ、そりゃそういうもんです。
こういう行為はネタバレとして非難糾弾されることも、あります。
さぁ、そのネタバレ、ネタバラシじゃないの?
ネタバレとは、自然に、自分の意思でほぐれていくような感じがしませんか。
ネタバラシというと、バラシて行くのは他者の意思、自然解凍ではない、そう見て取れませんか。
じゃ、なぜ、ネタバラシと言わずにネタバレと言うのか。
俳句や和歌なら五音は好まれますが、途中に挟まる言葉で五音は好まれません。
四音が好まれます。
ネタバレと口では言いながら、意味はネタバラシと伝えている、かなり高級な操作をしながら、会話したり、文章に書き込んだり、しております。
さて、ぐるっとひとまわり、次はどこへ行くか、というと
府中市の岳山、このまわりを巡ることにしました。
岳山については、いろんなコースで登って、楽しい山だとオススメしたい山です。
その周辺の道だから、おそらく楽しいだろう。
上下の町と府中の外周部は激しい崖地になっているのでしょうね。
府中の阿字の集落までびっくりするほど降りて行って
再び登るのに、漕いで漕いで、くたびれて、最後はとうとう自転車を押して歩くことになりました。
岳山が崖地の上にそびえて、備後一帯、どこからも見える山であるのはこういうことかと納得しました。
http://sherpaland.net/bike/2008/bike-081223-dakeym/bike-081223-dakeym.htm
「ブルー・ローズ」駆星周 中央公論新社
お話しの始まりは、警察庁のトップから、嫁に行っている娘を探してほしい、という依頼があった。
退職警察官で、法律事務所の調査をするのが仕事なのだ。
調べ始めると、主婦売春の仲間らしいと解ってくる。
依頼者は刑事警察のトップ、対立すのは公安警察のトップ、どちらかが警察庁長官の座に着くと対立・競争している。
主婦売春と穏当な表現より、SM倶楽部といったほうが当たっているのかね。
なにしろ、連載紙が東京スポーツなので、その気じゅうぶんで、いやらしく、汚く、救いがない。
何人殺して、巻き添えで何人死んでいくんだろうね。
警察官僚のトップ争いも絡まって、命令で繰り出された警官が大勢死んでいく。
たいがい、主人公には感情移入して、後押しする気になるもんだが、全然同情しようもないね。
上下巻の長いお話しなのだが、読み終わって、暗澹として、後味が悪い、悪い。
小道具として、ニフティサーブのパソコン通信が出てくるんですよ。
東京スポーツへの連載が、平成16年から17年にかけて
平成12年(2000年)には、パソコン通信は下火になっていた。
その数年前まではインターネットがまだ世間には広まっていなかったんですよ。
一挙に通信の世界が変わっていったのですよ、小説の小道具に使うにはちょっと道具の使い方が古いなぁ。
「平台がおまちかね」大崎梢 東京創元社
わたしの大崎梢遍歴は「片耳うさぎ」「サイン会はいかが? -成風堂書店事件メモ-」「夏のくじら」の順番です。
デビューは本屋の女店員が事件を解決する成風堂書店事件メモ
「平台がおまちかね」はそこからスピンアウトして
出版社の営業がシャーロック・ホームズとなるお話です。
ただし、殺しも盗みも出てはきません。
○平台がおまちかね
○マドンナの憂鬱な棚
○贈呈式で会いましょう
○絵本の神さま
○ときめきポップスター
最初のは、書店主の本に対する思い入れ
二番目は、女店員が突然やる気を失い、出版社各社の営業が失意の原因を探るお話し
三番目、大賞の贈呈式に受賞者が出て来ない、行方不明に、なんで、どうして
四番目、地方の書店が店を閉じた。絵本のコーナーにちからを入れていたのに
五番目、文庫本のコーナーで、各社営業が別の会社のオススメの本を選定してポップ(宣伝文句)を書く
売れ行き一番を推薦した会社は、翌月の平台全部を獲得する。
文庫本の並び方にちょっとした異常が出る、その異常を探ると
おもろい。
客として本屋に入ると、出版社の営業が売り込みリサーチに来ているのが見えています。
へぇぇ、かれらはそんな仕事をしていたのかい。
本棚の占拠をめぐっての出版社の角逐ですが、これはスーパーなどでも棚を奪うか奪われるかは同じです。
ただし
本には値引きがない。そこがスーパーやコンビニと違うところ。
なかなかに面白い世界でした。
「ラブコメ今昔」有川浩 角川書店
ご存知、図書館戦争シリーズの有川浩です。
彼女の自衛隊ものは、「塩の街」「クジラの彼」しか読んでいないのです。もっともっと読みたいところです。
つべこべ言うより、カバーの袖裏に、紹介があります。
手っ取り早くコピーしてしまおう。
○ラブコメ今昔
突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様とのナレソメ」
双方一歩もひかない攻防戦の行方は?
○軍事とオタクと彼
出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。
遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど、、、
○広報官、走る
「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女の子。
だが現場はトラブル続きで、、、
○青い衝撃
旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がもてるのもまあまあ赦せる。
しかし今度ばかりは洒落にならない事態が。
○秘め事
よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった彼。
彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない。
○ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ篇
「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず、、、
そう、短編集なんです。
角川書店の雑誌、野生時代に飛び飛び連載したものです。
自衛隊のお話しでも、出てくるのはみんな若者です。
自衛官だって、恋もすれば愛も語るよ。
最初の作品からユニークなセリフを抜き出してみましょうか。
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「それでは後は若い人同士で」
その合図で仲人の上官夫妻も彼女の親たちも腰を上げて部屋を出ていった。
ああ、本当にその台詞は言うのか。テレビドラマなどでよく聞く台詞だが、本当に聞いたのは初めてである。
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そもそも戦闘糧食の中に沢庵があるということを何故この娘が知っているのか。
「父が一度、自衛隊の非常食にも沢庵がある、と持って帰ってきたことがありまして。缶の中に縦に切った沢庵がぎっしり詰まっていたのがたいへん衝撃的でした。私や母の常識の中には存在しない切り方でしたので」
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なかなかユニークな語り口で、有川浩の作品で、自衛隊へのしこり・こだわりが溶けていってしまっています。
かっては、わたしも護憲派、9条擁護派でしたが、今は、すっかり転びました。改憲派です。
いろんなことを総合して、考え方が違ってきたのですが
理論・分析の理性ばっかりじゃなく、有川浩の感覚が大きく後押ししたのは間違いありません。
2ヶ月前にレンズキャップを紛失してそのままです。
もともと、レンズキャップは紛失しやすい物です。
ええわい、無ければ無いでそのままでええわい。
ただし
雨の日だけは気をつけなければいけません。
雨の水滴がレンズにかかったり、ススキの穂などで濡れてしまうことがあります。
撮った写真にぼんやりと水滴マークがあると、その写真は使い物になりません。
そうだ、なにもプラスチックのレンズキャップでなくてもええんだ。
さいわい、モンベルの布袋が手元にある。これをレンズキャップに使おう。
雨の日だけ使えばええのだ。他の、晴れの日、曇りの日には、今まで通り、レンズむき出しで使えばええのだ。
こんな姿、不恰好?そぉかな、柔らかな機能と思ってちょうだいよ。
登山口から頂上までの標高差が大きいと評判の宝仏山に登ってきました。
最初は、なんだ、たいしたことはないわい、とタカをくくっていました。
緩斜面から急斜面に局面が変わって、なるほど、これは急だ、長い、しっかりと評判の標高差を味わってきました。
地面が濡れていて落ち葉がたまって、足場が滑るんですよ。
足許が決まらないと疲れるもんですね。
今回もムダバナシで饒舌に語っております。
警察署について。
ま、ムダバナシもキャラのうち、と勘弁してやってください。
「ギフト」日明恩 双葉社
日明恩とは、たちもりめぐみ、と読みます。性別は女性。
ずいぶんと寡作なひとで、警官ものの「それでも、警官は微笑う」「そして、警官は奔る」消防署員ものの「鎮火報」「埋み火」これ以外の作品を見たことがありません。
警官ものといい、消防ものといい、制服にかかわるストーリーはなんと面白いことなんでしょうね。
これは、その警官ものの、スピンアウトしたような作品です。
今は、レンタルビデオ店でパート勤務していますが、もとは警官、容疑者を過剰に追いかけて、交通事故で死なせた過去を持っています。
中学生と知り合いましたが、その子は死者が見えるのです。
彼の体に触れると、男にも死者が見えてきます。
手を離せば、見えない。
最初は、オカルトものかい、幽霊ものかい、他愛もないお話しだ、と思っていましたが、意外にも、引き込まれてしまいました。
男と中学生は、いわば、狂言回し、主役は死者のほうにあります。
○交通事故で脳漿がこぼれて手足がぶらぶらの老女が見える。
どうして交通事故にあったのか。
その事情経過が遺族に伝わって、老女はやっとあの世へ行く。
○男の足許に虐待されて息も絶え絶えの犬が見える。中学生には見える。
男はいっぺんは犬を連れて散歩したかったなぁ。
その思いに引き寄せられて、犬が男のところに現れたのだ。
○少女が現れるのだが、児童ポルノ、もっとひどい話なのでこれ以上書きたくない。
少女がこの世に残した思いは解消されて、あの世へ渡っていきます。
○うそつき女、この女の場合、自分にまでうそをついて、うそで固めているので、どこまでも未明をさまよっています、あの世へは行けない。
○男が容疑者として追いかけた少年が現れる。
追いかけられて自動車にはねられるのを、エンドレスにいつまでも繰り返している。
これも明るい解決があります。
題名の「ギフト」はどういう意味なのか。よくわからない。
最初は、興味ももひとつだなと投げやりに読み始めました。
なかなか、ひとの真実の裏側が見える、そういうお話で、引き込まれました。
「新三河物語」宮城谷昌光 新潮社
大久保彦左衛門の著述に三河物語がありますが、その本を底にして書いたものです。
大久保彦左衛門は一心太助とコンビということで、頑固もの、ひょうきんもの、そんなイメージがありますが、どうもそれとは違うらしい。
基本は、大久保家の氏の興隆、いっぱい大久保家のひとびとが出てくるのですよ。
巻頭の氏系図を見ながらでないと、いま話しに出ている大久保なにがしは誰のこと?しょっちゅう、巻頭の系図を見なきゃわけが判りません。
上巻、桶狭間で今川義元が死んで、ここから松平家、徳川家の国づくりが始まります。
中身はあらかた一向一揆、いかに一揆を鎮めて三河武士をまとめたか、ということ。
中巻、武田信玄との戦い、織田信長が本能寺で死ぬところまで。
信玄との戦で、三河遠江の小さな城をやった取ったというお話しで、あまりにローカルすぎて、巻頭の地図を何度も眺めながら読み進めていきます。
下巻、前半は、武田滅亡後、信濃の攻略、ここもローカルだよぉ。
後半は、大久保家の衰微。
家康の長男、信康が織田信長の命令で切腹させられます。
大久保何々が信長に呼びつけられて、信康の行状を詰問されますが、抗弁しようもありません。
上巻、中巻では、大久保家を重用して戦で大いに働きますが、家康は、息子を見殺しにした大久保一族を許さなかった。
家康晩年になって、恨みを晴らした、仕返しをした、こういうことのようです。
大久保一族で、身を全うしたのは大久保彦左衛門だけ、信康が切腹するとき、身の世話をしたことで、ひとり免れたようです。
大久保彦左衛門、講談や伝説では武のひとですが、書物を読み、生き方の指針を漢書や曽我物語に求め、剛直なひとだと書いております。
そういやそうだ、三河物語の著述を書き残したのだもの、単純な武のひとであるわけがない。
宮城谷昌光て、苦手だったのですよ。
漢や唐などの中国の武将のお話しが多い。
漢字がいっぱいで、みてくれは、ページ全体が真っ黒、読みにくいだろうな、と思っていましたが
あんがい、読めるもんです、ついていけるもんです。
晦渋、難渋な文章ではありますが、面白く読めました。
尾道は生口島、瀬戸田の観音山に登ってきました。
前に登ったことはあるのですが、林道の終点まで行って、あとわずか登るだけの参詣道でした。
観音山の連山で、東からコブをいくつか越えて登って行きました。
稜線は、驚いたことに、広い道が続いているのです。
おそらく、昔々、馬そり、牛そりで樹を荷だしして、地面を踏み固めた結果、草も生えないようになったのじゃないかな、そう想像しています。
ワイルドな道を覚悟して入りましたが、実にエレガントな道で、楽しみました。
広島空港、周辺を一周(自転車)
http://sherpaland.net/bike/2008/bike-081208-h_airp/bike-081208-h_airp.htm
歩き出す前にカメラの時分を微調整しようとして、指が触れて、2009年となっておりました。
全部の写真が来年の12月の写真です。
GPSの時間ログとカメラのExif情報とは不一致です。
どうしてもグーグルマップに写真を載せることができませんでした。
DigiCamTools
Exif 日付時刻情報復元ツール
このソフトで写真の情報を修整しました。
2009年の写真を2008年に直しました。
これで、グーグルマップに写真が載せられます。
ということで、修正版をアップしていますので、再度、見にきてください。
広島空港には、滑走路の周囲をまわる自転車のコースがありますが
そこではない、もっと外周部の県道部分です。
反時計回りでしたが、これを時計回りで一周したら、坂道がきつくて、アゴを出すことと思います。
http://sherpaland.net/bike/2008/bike-081208-h_airp/bike-081208-h_airp.htm
「小説会計監査」細野康弘 東洋経済新報社
小説と銘打ってはありますが、ケーススタディ、理論研究のようなもので、論証をはぶいて読みやすくしてあります。
税理士が脱税に関与しても、罰則はあるんでしょうか。
行政罰はあっても、裁判で刑事罰があるとは聞いたことがありません。
公認会計士は、有価証券報告書の作成に関与するわけで、ミスリードした場合は、刑法上の罪に問われることになります。
第1章 ムトーボウ事件
第2章 ABC銀行消滅
第3章 大日本郵便公社民営化
第3章 月光証券会計不正スキャンダル
ムトーボウとはカネボウを指し、ABC銀行とはUFJ銀行、郵便公社とは即ちあれだし、月光証券とは日興証券を指す。
金融庁の指揮監督は会計基準を無視したもので、国家権力で恣意に基準を曲げている、と指摘している。経験を語っている。
ここでの監査法人はセントラル監査法人となっているが、中央青山監査法人が実在する。
日本の旧来からの会計基準が国際化して、アメリカの基準に飲み込まれていく経過がよくわかる。
会計基準をアメリカ化したのは、小泉・竹中の私利私欲のためだと言っているが、それはどうだろうか。
著者は、中央青山監査法人のトップにまで登り詰めたひとだが、内容を全部信用することなく、批判的に読むことをお勧めします。
前の前のぶんですが、北京大学てなもんやスレッドで、「あれから20年」
とネタフリしましたが、あれ、これはどこかで聞き慣れたせりふ
わかった、「あれから40年」
綾小路きみまろのくすぐりギャグでした。
あれからXX年、と続けると
たとえそれが何年であろうとも、きみまろワールドに引き込まれてしまいます。
いやぁ、強力だなぁ。
「ひかりの剣」海堂尊 文芸春秋
チームバチスタ以来の医者が主役の小説のシリーズを知ってますか。
田口・白鳥のコンビが活躍しますが、この作品「ひかりの剣」では、田口はほんのちょろっとだけ登場します。
速水が主役ですが、速見とは馴染みがないなぁ。
そうでした、「ジェネラル・ルージュの凱旋」に出てくるのですが、これはまだわたしは読んでいないのだ。
医鷲旗の覇権を争って、大学医学部での剣道のお話です。
桜宮・東城大学の主将速見と東京・帝華大学の主将清川が対抗するお話しです。
なかなか清々しい青春小説、スポーツ小説で、気持ちよく読み進んでいけます。
剣道部顧問の高階は大学に赴任したばかりですが、チームバチスタでは、院長として姿をあらわしています。
医学生のころ、病院医のころ、時代があっちこっちしますので戸惑いますが、こんなのがあります。
「海堂尊著作集・人物相関図 @wiki - 登場人物」
http://www42.atwiki.jp/teambatista/pages/17.html
このURLは、田口の略歴ですが、クリックすると、速見、高階の略歴もわかります。
「北京大学てなもんや留学記」谷崎光 文春文庫
台湾への飛行機のなかで読んでいて、うっかり座席に置き去りにしてしまいました。
半分程度まで読んでいて、残りが読みたいので、アマゾンに注文してお取り寄せしたものです。
谷崎光を再発見したのはネット
「谷崎光ブログ 中国てなもんや日記」
http://blog.goo.ne.jp/tanizakihikari
中国・北京に在住なのに、遠慮会釈無く中国をえぐっております。
まぁ、愛情あればこその辛口なのでしょうが、公安当局から逮捕監禁されはしないかと心配しています。
もともとは、ざっと20年前、「中国てなもんや商社」と言う本で作者を発見しました。
理念やお題目ではなく、アパレル業界にいて、中国人と接して、ドタバタを書いてあって、ほんまの日中とはこんなもんだろうな、と感じたものでした。
あれから20年
谷崎光は物書き稼業、コンサルタント稼業に入って、日中間を渡って歩いていました。
あらためて中国に留学して、3年の中国留学です。
その時期は、小泉内閣のころと重なっています。
ほんのこの前のことじゃないか。
靖国参拝とか、サーズ(鳥インフルエンザ)の問題とか、これは渡り合うネタには困らないね。
学生一般と、ざっと20歳の年齢差があります。
この経験値があるから、かの地で渡り合っていけたのでしょうね。
現在もなお、北京在住で、文筆業、コンサルタント業にいそしんでいます。
そうそう
雑誌プレジデントのネット版に、月2回の連載もあります。
今の中国をあからさまに描いております。
連載初めからの記事が読めますからオススメです。
http://www.president.co.jp/pre/
誘われて、島根県民の森、等検境に行って来ました。
ずっと稜線歩きで、展望のええ山です。
登山口までの林道ドライブも展望がよくて、気持ちのええ山です。
山歩きを坦々と述べてもつまらんでしょう。
またもや、今回も、余計な脱線をしています。
なかには、反論したいひともいるでしょうが、歩きながら、そんなことを考えているんだからしょうがない。
口内炎は、たいがい、唇の内側にできるもんです。
ツブツブが歯茎と接触摩擦して、これで痛くなるのです。
入れ歯安定剤、水溶性の糊タイプ、これを使いましょう。
唇をめくりあげて、唇と歯茎の間に、ぐいと塗りつけて糊張りしましょう。
これで一晩そのままにしておけば、翌朝、ツブツブは消えています。
あのね
わたしは入れ歯安定剤など使ってはいませんよ。
対面販売の薬局はダメ、無人のドラッグストアでクスリをいろいろ眺めて、効能書きを読むのです。
すると、クスリの使い方で別の使い方が見えてきます。
裁判員ではなく、裁判員候補者ですね。
候補者名簿に載ったら手紙が来るそうなのですが
手紙が来たら、その事実を世間に公表してはいけないのだそうです。
来なかったら、その事実を公表してもええかどうかは、そこはどうなんでしょうね。
こんなことを書いているっちゅうことは
手紙が来ていたらこんなことを書けますかいな
そうそう、肩透かしでした。
先日の安芸高田市、北の半分に続いて、南の半分をアップしました。
単純に自転車で駆け回りました、のアナウンスでは興味が湧かないでしょう。
自転車+なにか別の話題を付け加えないとなかなか見に来てはもらえない。
今回は、分水界について述べております。
分水嶺ではないよ、分水界、それはなぁに、と興味が湧いたら見に来てください。
http://sherpaland.net/bike/2008/bike-081201-akitkt_s/bike-081201-akitkt_s.htm
政府の審議会で答申が出るときに、原則廃止と答申しています。
原則といわれると必ず対句で例外とつぶやいてしまいます。
原則と打ち出しても、その原則が破れるからマユツバになるのでしょうね。
完全廃止、例外なく廃止、こういう表現で答申してくれたら、意気込みをくんで納得するんですがね。
医者の看板に医療法人社団とあるのをよくみかけます。
世間一般では社団法人というのが普通なのに変な言い方だね。
わかりました、医者は別なんですって。
まず、医療法人がある、この医療法人の区別に、社団と財団の2種類があるんだそうです。
呼称の始まりはそういうことかと解ったが、社団法人と法人社団が並立してあるということは納得してはいないよ。
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