韓国に嫌われた私
「韓国に嫌われた私」金子恵美 アールズ出版
韓国の梨花女子大学に留学して、タレント活動をしていた著者です。
スポニチ新潟版に「金子恵美の韓国通信」というコラムを連載していました。
その内容が、翻訳され、ネットに公表されて酷いバッシングを受けました。
ネットでバッシングは燃え上がり、通常の新聞にまで取り上げられるようになりました。
どう収束したのかわかりませんが、結局、韓国でのタレント生命は消え、留学も一年で終えて帰国することになりました。
日本語ではたいしたことは書いてないのですが、翻訳すると、ゆがんでしまうのです。
国民性の違い、この差は大きいですね。
問題になったコラム
「洋服までどっぷりコリア」
日本に帰国する際、毎回必ず守っていることがあります。
それは帰国3日前からキムチやにんにくたっぷりの”韓国料理”は口にしないこと。
以前、成田に着いて家に帰るまでの電車の中で「何かニオウなぁ?」と思ったら、ニオイの元は韓国臭が染み付いた自分自身でショック!!
聞くところによると日本人の体質は、キムチなどのニオイが3日間位体内に留まって、皮膚からもニオイを放出するのだそうです。
それ以来気をつけていたものの、今回の帰国でまた次の課題が---
スタイリストを職業にしている姉から「変わった服装をしてるね」と辛口な指摘。
韓国人の独特なファッションセンス、色彩感覚に段々と感化され、いつの間にやら私も「韓国スタイル」になっていたようです。
韓国人のスーツ姿は「100%韓国人」と識別できるほど特徴的です。
8割かたストライプ柄のスーツで(笑)、それに合わせるネクタイがこれまた個性的。
強面のおじ様が、一見ドット柄と思いきや、よく見るとカワイイ熊やパンダが無数にプリントされたものを絞めていたり、さわやか系が「どちらの組のお方?」とお伺いしたくなるような白地にバラが刺繍されていたものをしていたり----
女性はといえば、若い子の間ではなぜかジャージ姿にキャップが圧倒的に人気です。
(韓国に旅行された方はお分かりですよね?)そして、そのカラーセンスは「黄緑Xピンク」や「オレンジX紫」というあわせ方で、私は首をかしげてしまいます。
でもそれを着こなすのだからたいしたものです。
それでも私は「日本人スタイル」貫きたい。
(2005年5月9日)
これがスポニチ紙面に載ったコラム、改行はわたしが加えました。
軽い観察で、ひょうきんな比較をしたに過ぎませんが
韓国語に翻訳されて、一点だけをハイライト浴びせられたら、そりゃぁ持ちません。
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