川の名前
「川の名前」川端裕人 早川書房
小学校5年生の世界のお話しです。
この世界のお話しなら、ゼッタイ嫌な結末にはならないだろうと踏んで、読み始めました。
夏休みの自由研究に川を探ることに決めた、怪物が川に住んでいるかもしれない。
川を歩いているうち、暗渠を通って、池にたどりついた。
そこには、ペンギンが棲みついていた。
卵を産んで、ひなは成長していく。
テレビ局に嗅ぎつけられて、24時間チャリティ生放送に、ペンギン捜索が組み込まれていく。
やらせ、しかけ、を得意とするディレクターからペンギンを護るために- - -
ハッピーエンドになるのですが、なかなか面白い。
5年生の主人公たちのキャラが、ゆるキャラ、きつめのキャラ、あといろいろ、優等生じゃないところ、優等生なところ、子供の世界もいろんな色があるのですね。
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