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2009年4月10日 (金)

いかだ満月

「いかだ満月」山本一力 角川春樹事務所
「がってんだ」職人の言葉で親方や兄貴分への返事です。
山本ワールドでは、随所で「がってんだ」が飛び交います。
普通なら、山本一力の本なら飛びつくように読み終えてしまうものですが
今回は違った、てこずった、数週間かかりました。
鼠小僧と相棒を組んで、正業として材木屋を営んでいる新宮屋のあるじが主人公です。
熊野ヒノキを大問屋に売り込んで、熊野から江戸まで回漕することを請け負います。
同じ船に水戸の藩士が乗り合わせて、やはり、彼らも熊野ヒノキの買い付けをめざしています。
読み終えるのが数週間もかかったのは、鼠小僧の縁者だとばれそうになります。
主人公に感情移入しすぎて、ハラハラして読み続けられなくなるのですよ。
結末は、思いがけない解決方法で、そりゃそうだよなぁ、市力ワールドで悲劇の結末などないものね、必ず明るい結末に持って行くものね。
大筋で言えば、予定調和のお話しの運びなんです。
予定調和とはとても言えない最後の結末で、これはネタバラシしてはいけないでしょう。ここは黙っときます。

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