喫緊の課題
喫緊とは、緊急のとか、大急ぎを意味するお役所言葉、政治家用語なんですが
この用語、そんなに古いものじゃないと思います。
戦前の大本営発表にはその姿を見たことがないし、帝国議会でもそんな言葉はあったでしょうか。
戦後も、吉田茂時代にも聞かないし、池田内閣佐藤内閣あたりでもその姿は見なかったように思います。
20年前、30年前あたりから、耳になじみの無い言葉が聞こえてくるようになりました。
この言葉、いかにも急いでいるようなふりをしているが、実は、問題を先送りする偽装の言葉のように思えてなりません。
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