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2009年10月31日 (土)

道絶えずば、また

「道絶えずば、また」松井今朝子 集英社
「家、家にあらず」「非道、行ずべからず」歌舞伎の世界の三部作です。
江戸歌舞伎中村座のなかでのお話です。
中村座の太夫元は中村勘三郎、老齢の役者に荻野沢之丞
沢之丞は引退興行の舞台で、すっぽんの穴から落ちて死んでしまいます。
名跡を継がせるのは養子だったはず、実子はそれで納得しているのか。
続いて、道具方の棟梁も死んでしまいます。
一連の殺人の背景には、寺がでてくる、大奥がでてくる
八丁堀の町奉行の範囲を越えて、寺社奉行も巻き込み、大奥にも探りを入れ、収拾をつけるのが大変です。
一連の三部作、全部読んでいるはずなんです。
「非道、行ずべからず」は中村座のなかでのお話し、「道絶えずば、また」の数年後のお話です。
「家、家にあらず」は刊行は第2作ですが、時代は一番古い時代で、今となってはどんなお話しだったかなぁ、大奥が舞台のお話しなんです。
松井今朝子の本を連続して読んでいると、芝居の世界には詳しくなります。
空気が伝わってきます。
今回の作品では、寺に逗留して修行する、その雰囲気が味わえます。
在家の修行で寺篭り、こんな味わいは他では味わえない。
おすすめの作品です。

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