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2009年12月20日 (日)

甘苦上海 I II III IV

「甘苦上海」I II III IV 高樹のぶ子 日本経済新聞出版社
日本経済新聞の連載小説です、08/9/30~09/10/31
日経新聞の連載小説というと、紙面の堅いのとはかけ離れて、渡辺淳一などセックスまみれの小説が連載されるのが有名です。
これも、性愛場面がふんだんに登場するといえばええのかなぁ。
ヒロインは51歳、上海でエステのチェーン店を経営しています。
30代の若い男と知り合います。
続いて、日本企業の上海支店長と知り合います。
ふたりとはどうのように知り合ったのか、読んだけど覚えていないのですよ。
読み始めのころは、突き放して読んでいたので、読み流しで記憶にとどめようとは思っていませんでしたので。
若い男には日本にいたころ心に深い傷を負っているようです。
その心の傷を探るのがお話しの展開になります。
性愛にあふれているといっても、読んでいて、興奮したり勃起したりはしません。
遠くのことのお話しのよう、体操競技を見ているようなもんです。
なれそめは肌と肌のふれあいだけの関係が、だんだんとひととひととのふれあいの関係に変わっていきます。
もともと、上海の雰囲気、空気、建物のありよう、何がうまいのか、データを拾うつもりで読み始めた小説でした。
街の空気はじゅうぶんに伝わってきます。
詰まっている情報量はたいしたもんです。
お話しの本筋が面白くて、周辺情報が確保できるのですから、読んでみて損は無い、お勧めです。

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