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2010年2月 3日 (水)

われに千里の思いあり(下)

「われに千里の思いあり(下)」中村彰彦 文芸春秋
サブタイトルに名君・前田綱紀
前田綱紀は幼くして、父前田光高が亡くなって、祖父前田利光(利常)に育てられます。
保科正之(徳川秀忠の側室の子で認知を受けないまま保科家に養子に出た)の姫を奥方に迎え、五代目前田綱利(綱紀)は保科正之を師父として仰ぐ。
徳川家も家光のあと、家綱、綱吉、吉宗の時代で、安定期のころです。
合戦譚があるわけではなく、治世のことなどの地味ぃなお話しばっかりです。
徳川家と前田家は縁戚を重ねて、親交安泰のようですが、実態は、取り潰しにあわないようアンテナを張って緊張を避けるのが第一です。
幕末はともかく、勃興期から安定期の外様大名の振る舞いはこんなものか、とわかります。
下々には無縁の大名家の三代を、上中下と長いお話しを語って飽きさせない。
なかなかのものです。

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