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2010年3月29日 (月)

桜姫

「桜姫」近藤史恵 角川書店
歌舞伎シリーズであり、個人探偵社シリーズでもあります。
桜姫とは、「桜姫東文章」鶴屋南北作の、お姫様とならずものと破戒僧の三角関係の筋です。
ヒロインは、歌舞伎界の大名題の娘、幼い頃、兄を殺したのじゃなかろうか、と悪夢を見続けています。
一章ごとに、わたし、一人称が変わるんですよ。
娘がわたしだったり、大部屋の俳優で、手を尽くして名代役者にのしあがろうとする青年、やはり大部屋のその他大勢で、青年に批判的な役者、一人称の視点が変わることで、お話しの見方はぐるっと変わってくる。
出だしは、「桜姫」を大部屋の役者が勉強会としてお披露目することから始まるのです。
勉強会での「桜姫」公演、本公演の「伽蘿先代萩(めいぼく せんだいはぎ)」
歌舞伎の味が伝わってきます。
松井今朝子に、歌舞伎を舞台にした小説があります。
知らない世界を覗くのは興味深々なものですね。

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