登山者が登らない山、鬼林山
鳥取県日南町の鬼林山に登ってきました。
ずっと舗装路で参りました。
筋肉痛はありませんが、股関節が痛いです。
アスファルトの固い道が続いたので、腱を酷使したようです。
登山者から登りたくない山として毛嫌いされるのもとうぜんのなことです。
ドライブ登山の山ですね。
ただね、山頂は展望がええ、道後山を南に見て、北東に大山が見えて、一部は森が視界を遮りますが、300度、そりゃもうよく見えます。
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鳥取県日南町の鬼林山に登ってきました。
ずっと舗装路で参りました。
筋肉痛はありませんが、股関節が痛いです。
アスファルトの固い道が続いたので、腱を酷使したようです。
登山者から登りたくない山として毛嫌いされるのもとうぜんのなことです。
ドライブ登山の山ですね。
ただね、山頂は展望がええ、道後山を南に見て、北東に大山が見えて、一部は森が視界を遮りますが、300度、そりゃもうよく見えます。
「プリンセス・トヨトミ」万城目学 文芸春秋
「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」覚えていますか、万城目学ワールド。
いやはや、べらぼうな設定を思いつくもんですね。
大阪城の地下には大阪国の国会議事堂があるのです。
会計検査院から三人の役人が大阪に検査にやってきます。
社団法人OJO、ここの検査をするのが第一目的です。
ちょっと端折って先走りしましょか、大阪国の総理大臣は真田、手助けに長宗我部とか浅野とか、聞いたことのある名前がいるのですよ。
脇役でワンポイントだけ出番がある蜂須賀がいる。
橋場茶子、はしばを羽柴と読み替えたら意味が通じるでしょ。
社団法人OJOは社団法人王女と考えてください。
大阪国の面々に魅力はあるが、会計検査院の三人のキャラクターはもっとユニーク、実にええ働きをしております。
ちょろっと大阪女学院が出てくるんですよ。
「鹿男あをによし」に出て来た大阪女学院じゃありませんか、このへんのサービスも万城目学なんですね。
<丁寧に説明して>とか<これだけ丁寧に審議したうえは>など
政治家の使う丁寧の意味は一般の感覚と違っているようです。
辞書の意味では
1 細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。
2 言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。また、そのさま。丁重(ていちょう)。
3 文法で、話し手が聞き手に対して敬意を表す言い方。
3番は、丁寧語の省略、丁寧、の解釈だから、これは関係ないと無視して
1番は、論理的に筋が通っていること、前後に矛盾がないこと
2番は、礼儀作法の問題
背後に流れるコンテキストはそういうことです。
一般的には、2番の意味合いで「丁寧」を使うのが普通です。
政治家が、わざわざ2番の意味合いで使うのはへん、この場合、1番の意味合いでしょう。
一般人の世界では、2番が一番先に思い浮かべるので、場にそぐわない言葉だな、と違和感を感じてしまうのです。
「小太郎の左腕」和田竜 小学館
「のぼうの城」「忍びの国」の和田竜の作品ですよ。
鉄砲が出てくるから戦国時代後期ですよね。
地方豪族のうち盟主として遠慮がちに采配を振る時代、というと前期中期のことなのだが、大名がまだ確立されていないローカルなどこかのことなんでしょうね。
侍大将の林半右衛門、敵対する陣営には、花房喜兵衛、どちらも功名名高い好敵手で、どちらも一目置いている。
盟主の跡継ぎとして、戸沢図書がいる。
評定巧みな図書と戦働きの半右衛門とはぜんぜん反りが合わない。
鉄砲上手な11歳の子供で小太郎がいる。左利きなのだ。
雑賀から流れてきた子で、鉄砲上手は雑賀仕込み。
鉄砲が普及した時代なのに、気分は鉄砲以前で、矢合わせのつぎ、槍の叩きあい、あとは一騎がけで将士が馬上で切り結ぶ。
一昔前の戦が鉄砲で破壊されるところは小気味がええよなぁ。
エンディングは語らないで置いておきましょうね。
そうそう、盟主の交代について語っておかねば。
盟主は単に盟主なんですよ、人望の厚い将が現れると、盟主の座は明け渡さねばならない。
これは下克上とは違うのです。
議長の交代と同じことなのです。
場合によっては、敵陣営の将を盟主にいただくこともある。
これは裏切りではないよ、こんな離合集散の時代なんです。
パソコンを起こして、起きたはええが、マウスを認識していない状態のことがよくあります
しょうがなく、強制的に電源を切るのだが、スリープの状態に入って、中途半端に起きているのに使えない状態が延々と続きます
こうなると、何度も電源を入れたり、切ったり、繰り返します
起こしたとき、最初の黒画面のとき、F8攻撃、何度もF8を乱打します
何が目的かというと、セーフモードを求めるためです
パソコンがご機嫌を損ねた場合、ご破算で願いましては、セーフモードにして環境をリセットするしかしょうがないでしょうね
テレサ・テンとかブルース・リーなどの英語名前なんですがね
同級生から名刺をもらって、イングリッシュ・ネームでびっくりしたことがあります
マーサ・○岡
カトリックに改宗したのだろうか、聞いてみると
東南アジアの工場に巡回・指導にいく役目で、現地事情にあわせると、受け入れが速いのでそうしているそうです
ほんまじゃろか、本人のはしゃぎ過ぎなのじゃなかろうか、と疑っております
芸能人以外の一般人で、イングリッシュ・ネームを名乗ると、とたんにウサンクサクなります
わかっていて、ウケねらいでそうしてるのだろうか
それほど割の良い仕事ではないだろう
これほど割の良い仕事はないだろう
この両者、ほんのちょっとの違いなんですが
内容は天と地ほどに違います
琴引山をぐるっと一周するつもりでした。
島根県民の森、ながいこと崖崩れを放置しております。
ここ数年通れたんだから、ほったらかしのままだろう。
予想に反して、工事が始まっております。
しょうがない、一周する予定を半周して往復するように変更しました。
http://sherpaland.net/bike/2010/bike-100423-kotobiki_snrk/bike-100423-kotobiki_snrk.htm
「ハッピー・リタイアメント」浅田次郎 幻冬舎
意味不明の官庁の外郭団体があります。
キャリア出身の理事がいますわね。
その下の部下に、ノンキャリアの退職公務員がいます。
過去の債務保証で、時効を過ぎた焦付き債権の保管が仕事です。
分を超えて仕事をしてしまいました。
焦げ付きをはがしてみると、三億以上の金が手に入りました。三人で山分けで、ひとり一億の分け前です。
ここまでは、とんとん拍子でお話しがはずみます。
キャリアがノンキャリアに背かれる、支配し損ねる、というお話しが展開しますが、このあたり、お話しの整合性がよくわからない。
ま、ええでしょう、三分の二までは気持ちよく読んでください。
残り三分の一は読み流してください。
本気にならずに暇つぶしのお話しと割り切って読んでください。
旧甲奴郡を自転車で走ってきました。
隣接する市がそれぞれ合併吸収して、甲奴郡は消滅してしまった。
郡が消えるのは不思議ではないが、こんなにバラバラな姿で消えるのはあまり例があることではない。
旧甲奴郡はどんな風土なのか、自転車で走ってみました。
http://sherpaland.net/bike/2010/bike-100419-kyu_konugun/bike-100419-kyu_konugun.htm
名前の通り、安佐北区・安芸区の境界、長者山、というお話しです。
ネットでは、安芸区からのコースはよく見ますが、安佐北区からのはあまり見たことが無い。
これに触発されて、団体登山するグループがいるなら注意してくださいね。
中電道の崖地はかなり難儀です。
中高年で腕力不足・脚力不足のメンバーがいれば、崖地を登れないかもしれません。
10人を越えるグループなら、崖地の地肌を滑らせると後続の足元はさらに滑ることでしょう。
一部分ですが、問題ありの地点があると承知しておいてください。
アマゾンからこんな本はどうですかとお勧めメールが来る
あんがい、お勧め内容が、的を射ている、当を得ている
すでに読んだ本もあるが、ちょっと読みたくなる本もある
好み・傾向が見透かされているようで、丸裸にされたような、大きなお世話、と言いたい気もありますがね
白竜湖から西に目をつけました。
ダムとダムを結ぶシリーズですが、けっこう面白いもんです。
考えてみると、ダムの概念が当地では違うのです。
通常のダムは谷底深くにあるもんでしょう。
いま、広島県で巡っているダムは周囲を取り巻く山が浅いのです。
通常のダムが丼鉢の底深くにあるのだと例えると
小皿、スープ皿のように浅い縁に取り巻かれています。
同じ広島県でも脊梁山脈の近くでは、深い深い谷底にダムはあるのですが
いま巡っているダムの群れは常識から外れているのに気が付きました。
http://sherpaland.net/bike/2010/bike-100414-huktm_hakryu/bike-100414-huktm_hakryu.htm
「華日記」早坂暁 勉誠出版
サブタイトルに「昭和生け花戦国史」
戦争が終わって、そこから生け花の歴史が再開します。
草月流・勅使河原蒼風、小原流・小原豊雲、安達式挿花・安達潮花、池坊・山本忠男
それぞれの流派を背負う家元ですが、最後の池坊だけはちょっと違う、番頭の役割で仕切るのが山本忠男です。
生け花は池坊から始まって、門人が独立して、自分の流派を立てて、それぞれの流儀を競うものです。
初代であったり、中興の祖であるそれぞれが継承者を迎えます。
勅使河原蒼風→霞、安達潮花→瞳子、山本忠男→池坊専永
子が先に亡くなったり、家元に背いて家出したり、継承もなかなかスムーズにはいきません。
池坊では、番頭役が亡くなって、家元専永の権威が確立します。
小原流については記述がないのですよ、争いがなかったのでしょうかね。
早坂暁はシナリオ作家ですが、生け花業界紙では富田二郎という名前で、名高い存在だったようです。
富田二郎は生け花業界が統一提携するのをアレンジしたり、あの派とこの派を取り持ったり、かなり暗躍しております。
そんなことで、早坂暁がこの本を書いたのは、文献だけで書いたのではない、感覚も共有しながら書いたのだ、といえます。
敗戦からマッカーサー解任までが第一期、安保改定までが第二期、このあたりまでが生け花業界風雲怒涛の時代です。
その先は、継承の時代、勃興期から安定期へと次の家元を求める時代です。
「グリズリー」笹本稜平 徳間書店
退職した元自衛隊一佐がホワイトハウスに核の公開を求めて戦うお話しです。
このように要約すると、荒唐無稽なお話しですが、そうでもないのよ、けっこうええとこを突いてるお話しなんです。
始まりは、捜査側からの視点
東京で新左翼が襲撃されて、公安と刑事が提携して捜査にあたります。
別件で、北海道、自衛隊のトラックが横転して、無反動砲、地対空ミサイルが盗まれます。
捜査側の視点から始まるので、公安部にせよ刑事部にせよ、そっち側に感情移入して読み続けます。
展開していくうち
犯人側に感情同化していきます。
米国副大統領の姪を人質に、核爆弾の情報公開を迫ります。
だれでも核爆弾が作れるなら、核大国の脅しが効かなくなる、そんな狙いです。
予定調和というものがあります。
なんぼなんでもそんな脅迫が成功するわけがない。
これは凄いな、とおもうのは、一介の民間人がホワイトハウスを手玉に取ること、ほとんど成功の手前まで行っていたのに。
雷の学者なんだか政治家なんだか、よくわからないひとですが
ベンジャミン・フランクリン
フランクリン・ベンジャミン
えぇと、どっちだったかな
よぅく考えても、自信が持てません
今日は自転車のツーリングに行ってくるぞ。
車を走らせながら、今朝の段取り・動きを思い出してみる。
自転車を分解して、フレームは積み込んだよな。
車輪は?あれ、車輪は?
車を止めて後ろを振り返ってみると
積んでいない。忘れたのだ。
忘れ物にもいろいろあるが、こんな馬鹿な忘れ物は始めてだなぁ。
「別冊図書館戦争I」有川浩 アスキー・メディアワークス
これは別冊なんです。
ちゃんとストーリーを編んであるお話しを求めるなら
別冊と冠がついていない、本編の図書館戦争を読んでください。
別冊であるということは、本編を読んでいることが前提になります。
本編の図書館戦争を読まずに、最初っからこれに取り付いたら、まごつくでしょうねぇ。
別冊では、通して語られるストーリーなんていうものは存在しません。
図書隊があって、そのなかに防衛隊があって、図書館を守る制服の軍団がいるわけです。
これはラブコメなので、読みながら何度も大笑いしてしまいます。
小話、コント、エッセイを混ぜて繋いだものです。
ラブコメとはラブとコメディなんですが、ラブの部分が思い切りコメディなのでほのぼのとしてしまいます。
本屋で本を買いました。
照れくさいので何の本とは聞かないでね。
カバーに折れ傷があるのだが、これ一冊しかないのですよ。
レジに持って行って
こんなに折れているんですが、他にきれいな在庫はありませんか。
探しましたが、ありません、値引きします、1割しか値引きできませんが、それでいかがでしょう。
買った、言うてみるもんだね。
書籍は定価販売が当然の世界です。
値引きしてくれるとは思いもしなかった。
山歩きでは当然詳細な地図が必要です。
自転車では、詳細な地図より広範囲な地図でないとカバーできません。
ドライブマップを使っていますが、大判すぎる重すぎる、ということで、千円マップを使っていました。
交差点名、集落名が書いてなかったりで、もひとつ、頼りになりません。
オートバイのツーリング用のドライブマップをみつけました。
ツーリングマップル中国四国(昭文社)
これからは、これを使うことにします。
本屋では、この地図帳は地図コーナーになく、オートバイ関連で置いてあったので、いままで気が付きませんでした。
ジャパネットたかたで、クレジットカード決済をしようとして四苦八苦しました。
商品を指定して、クレジットカード欄、シークレットナンバーを要求されて、打ち込んだ数字が違うと拒否されました。
銀行に行って、自分の暗証番号を確認して
(ここのところで手間取ったんですよ、自分の暗証番号を確認するのがどんなに面倒なことか)
あらためて、カード決済、順番に打ち込んで、シークレットナンバーが違います。
変じゃないか、おいおい、どうなっているんだ、ジャパネットたかたに電話で聞いてみると
「カードの裏側を見てください、署名欄に数字が印字されているでしょ、それがシークレットナンバーです」
へぇぇ、シークレットナンバーと聞くと、自分で指定した暗証番号を思うよねぇ。
こんなところにカード会社が指定したナンバーがあるとは、普通思いもつかないよねぇ。
カード会社指定の番号を打ち込んで、無事にカード決済が終わりました。
カード決済するのに、署名を求めず、暗証番号を打ち込ませる店もありますよねぇ。
その場合は、自分の決めた暗証番号です。
世間の流儀というのは、店それぞれ違うのですねぇ。
中国で、日本人の死刑囚を死刑執行にあたり
菅副総理は中国政府に<懸念を示した>そうです。
懸念を示すとは、抗議ではなかろうし、不快感を示したものでもなかろうし、どの程度の反論なんでしょうね。
反論でもなく、つぶやいた、ひとりごとをいった、この程度の効き目なんでしょうか。
「サクリファイス」近藤史恵 新潮社
いままで、近藤史恵の著作を読み進んできました。
「桜姫」「シェルター」「二人道成寺」「ヴァン・ショーをあなたに」
全部、「サクリファイス」を読むためのウォーミングアップでした。
いままで読んできた系統とは全然異質のものでした。
非常に真っ直ぐなお話しです。突然変異みたいに作品の流れからは違う産物です。
自転車小説として読んだのは、「自転車少年記」「ヒルクライマー」そして、これ
文体がとてもよく似ているのです。
お話しの運び、キャラクターの設定、これも似ているよなぁ。
作者を隠して読んだら、区別がつくでしょうか。
自転車チームには、エースがいて、アシストがいる。
競輪とは違いますよ。ロードレースのお話しです。
ふんふん、そのアシスト者のことを書いているのだろうな。
いえいえ、単にそれだけじゃない、自転車レーサーとして、エースもアシストの役目をすることもある、というお話しです。
エースと言うのは、傲岸不遜で傍若無人、王者は一人いて他は全部そのしもべ、そんな世界です。
そのエースがアシストをするとは、というお話しです。
「ヴァン・ショーをあなたに」近藤史恵 東京創元社
下町のフレンチレストラン、パ・マル ここが物語の世界です。
「錆びないスキレット」「憂さばらしのビストゥ」「ブーランジュリーのメロンパン」「マドモワゼル・ブイヤベースにご用心」「氷姫」
スキレットとは重い鋳物製の鍋、ビストゥというソースをお話しのキーに使ったベジタリアンのお話し、ブイヤベースのレシピを盗みにくる同業者、かきごおりのお話し
ここまでは、日本でのレストラン、シェフが謎を解き明かすお話しです。
「天空の泉」「ヴァン・ショーをあなたに」
シェフのフラスンスでの修行時代のお話しです。
天空の泉はパスして、ヴァン・ショーとは、赤ワインにスパイスや香り野菜を加えて熱くしたもの、ホットワインのこと
フランス時代でも謎を解くことに変わりはありません。
謎といっても犯罪ではないよ。
ひとの癖だったり、心変わりのきっかけだったり、人生の機微にわたるものなんですね。
「二人道成寺」近藤史恵 文芸春秋
歌舞伎の世界にどっぷり浸かったお話しです。
梨園の御曹司で、女形のスター、岩井芙蓉、中二階から名題に出世した女形、中村国蔵
出自・芸風の違うふたりを対比しながら運んでいくお話しです。
読みながら混乱したけど、今と一年前半年前と、場面が交互に出てきます。
芙蓉の妻が火事で意識が戻らない植物状態になった。
その原因は、動機は、それを探るお話しです。
「野崎村」「摂州合邦辻」の役柄、心意気をなぞらえて、お話しを運んでいるのだそうだが、モトネタに詳しくないので置き去りにされたようなもどかしさはあります。
予定調和、あるいはミステリーの上での予定調和というものがあります。
予定調和どころか、だしぬけな終わり方で、え、これからどうなるの、もうちょっとお話しを語ってほしいものです。
吾妻山に登るには、たいがい、国民休暇村から登りますよね。
吾妻山は、短すぎて物足りない山と馬鹿にしてやしませんか。
谷底の井尻山から登りました。
笹に覆われてヤブ漕ぎしなきゃならんだろうと覚悟していました。
いえいえ、きれいに道は草刈りしてあって、問題なく登っていけます。
やはり、谷底の底の底から登ると、山の大きさが実感できます。
頂上に登って、下りは自転車でスーイと降りてきました。
「シェルター」近藤史恵 祥伝社
街角でだしぬけに女の子に声かけられて、頼られて、邪険に振り払うこともできず、面倒みることになってしまった。
姉妹の姉のほうです。
妹と一緒に整体師のところで働いています。
今は、妹と距離を置くため、大阪から東京に逃れています。
もともとは、連れ子の状態で母が再婚し、母が亡くなって、義父が毎晩犯すようになってきた過去があります。
芯の無い女の子につきまとわれているのを読んでいるとイライラするし
少女時代の過去のはなしには反吐が出ます。
そんなこんなで、読み進めようとしても遅々として進みません。
読めば読むほど嫌になるからです。
押し殺して、半分も過ぎたころから、やっとイライラから解放されます。
あんな嫌なはなしも伏線だったのか、納得はするが、極端な前振りでお話しを押してくるねぇ。
一般的かと聞かれると、避けたほうが精神衛生にええでしょう。
今度、観光パンフレットを作りました 体裁はエーゴバンで---
たまたま耳に入った会話の一部分です。
エーゴバンてなんだ、英語版か?
会話が続行していて、A5版とわかりました。
エーゴバンと聞いて、言葉として認識するのに、たいてい、英語版と認識しますよね。
A5版と真っ直ぐに認識できるひとは、業界人ならともかく、普通は、少ないのじゃないかしら。
走っている最中、自転車の空気が抜けてきたのが「白竜湖、三河ダム」でのおはなし
家に帰って、自転車のパンクを修理して、翌朝、あれれ、タイヤはぺっちゃんこ
もう一度チューブを水に漬けて点検しても、異常な箇所はみつからない
チューブをタイヤに収めて空気を入れて、耳を澄ますとシューシューと音がする
バルブのムシを引き出してみると、裂けております
ははぁん、こいつが原因か、ムシを交換してこれで直ったはず
いえね、明日の朝にならないと、直ったかどうか、安心はできません
感謝をあらわすのに最高の敬意・敬語であらわしたいことがあります。
ここで、ごていねいに、と伝えると
ごていねいに、には、揶揄、皮肉の意味が込められているので
意に反した伝わり方になってしまう場合があります。
ただ単に、ていねいに、と謝意を伝えたほうがよかろうと思います。
ごていねいにとは、裏返って反対語になる場合もあるし、ストレートに謝意を込めた表現でもあるし
こちらの意志とは関わりなく、相手の受け取りようが予測できないだけに
避けて通りたい言葉です。
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