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2010年4月27日 (火)

政治家の使う用語、丁寧

<丁寧に説明して>とか<これだけ丁寧に審議したうえは>など
政治家の使う丁寧の意味は一般の感覚と違っているようです。
辞書の意味では
1 細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。
2 言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。また、そのさま。丁重(ていちょう)。
3 文法で、話し手が聞き手に対して敬意を表す言い方。
3番は、丁寧語の省略、丁寧、の解釈だから、これは関係ないと無視して
1番は、論理的に筋が通っていること、前後に矛盾がないこと
2番は、礼儀作法の問題
背後に流れるコンテキストはそういうことです。
一般的には、2番の意味合いで「丁寧」を使うのが普通です。
政治家が、わざわざ2番の意味合いで使うのはへん、この場合、1番の意味合いでしょう。
一般人の世界では、2番が一番先に思い浮かべるので、場にそぐわない言葉だな、と違和感を感じてしまうのです。

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