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2010年5月11日 (火)

廃墟建築士

「廃墟建築士」三崎亜記 集英社
四篇の中篇が収録されています。
「七階闘争」
七階に犯罪が多いというデータによって、建物の七階が撤去されることになりました。
多くのひとは補償をもらって引っ越しますが、中には市役所に抵抗して居座るひともいます。
そして、その結果
「廃墟建築士」
第一種廃墟、第二種廃墟、みなし廃墟、文明の象徴として世界的に認定されるようになってくる。
すると、廃墟を偽装する輩が出てくる。
「図書館」
本は夜中に空を飛ぶ。
図書館の本が飛ぶのを調教する職業が生まれてくる。
「蔵守」
蔵を守る。そんな仕事がある。
蔵守が年老いて、蔵守候補が派遣されてくる。
略奪者が近づく気配がする。いや、ほんとうに近づいてくる。

どれもこれもありそうもないお話しです。
「となり町戦争」が著者の出世作です。
ありもしないお話しですが、そこは三崎亜記ワールド、お話しに巻き込まれていくにまかせて楽しむことです。

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