ストロベリーナイト
「ストロベリーナイト」誉田哲也 光文社
姫川玲子警部補の第一作です。
第3作の「インビジブルレイン」で姫川玲子警部補を発見して
これは新しいヒロイン、とオッカケを始めました。
いやぁ、軽いもんじゃありません。
高校時代、公園で強姦されて、それを機会に警官を志す、という過去があります。
新聞記者が主人公の「主よ、永遠の休息を」というのがありますが
これと同様、重くて重くて、なかなかページが進んで行かない本です。
事件は連続殺人、序章で犯人の姿を描いてあるのだが、生い立ちもみじめで、同情する前に、拒否感がわいてきます。
警察の内部のごたごた葛藤、描写の大部分はそちらにあります。
うん、そのあたりは面白い。
犯人検挙は急転直下で、だしぬけ感があるのはしょうがないところです。
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