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2010年10月 8日 (金)

哄う合戦屋

「哄う合戦屋」北沢秋 双葉社
哄うっちゅうのは大笑いすることです。やったやった、また勝った、うわははははは。
戦陣の功が有名な豪傑がいます。これは、という主を見込んで売り込みにきます。
無録でじゅうぶん、多くを望みません。
この男、腕っ節だけじゃないのです、軍略武略に優れています。
三千八百石の領土をたちまち二万石の領土に拡張させてしまいます。
みずからの栄達を望むわけでもなく、無録のまま、全軍の指揮を執ることに専念しています。
主を天下取りにするのが望みなのです。
そのころから、主の器量は止まってしまいます。それ以上の大大名になる意欲が湧き上がってきません。
ここは中信濃、武田晴信が諏訪を奪い、信濃全土を狙っています。
軍師の策は採用されなくなりました。
保守的思考では、軍師ではなく、ただの合戦屋としか思えなくなってきます。
最悪の愚策を取って、負け戦になってしまいます。
殿(しんがり)を受け持って、生涯初めて大哄いするのですが、これがタイトルの「哄う合戦屋」

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