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2010年10月15日 (金)

夏の魔法

「夏の魔法」本岡類 新潮社
十五六年前に離婚して、息子はもう二十歳前です。
今は退職して、那須で牧場を経営しています。大牧場ではなく、数頭飼育の零細牧場。
息子がやってきます。
高校時代に挫折して、以来、大学に行くわけでもなく、就職するわけでもなく、無気力に過ごしています。
環境を変えれば、暮らし方も変わるかもしれない、と牧場に入ってみたが、夜昼ひっくり返った生活はなかなか変わるものじゃありません。
嫌なお話しだな、読み続けるのをやめようかな。
牧場というのは段々とひとを変えていくもの、お、これは見込みがあるじゃないか。
子牛を連れて家出する、という、二十歳のええおとなのやることじゃない、子供がするようなことをしてしまいます。
ま、彼にとっては、止むに止まれぬ腹立ちからのものなんですがね。
これをきっかけに、引き籠り青年は普通の青年に変わっていきます。
めでたし、めでたし。
そうですよ、めでたし、めでたしのお話しを求めているんですよ。
引き籠り青年がそのまま引き籠り暮らしを続けて、離婚した、元夫、元妻がおろおろし続けるお話しを求めますか。
これでええのです。

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