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2010年11月20日 (土)

杖下に死す

「杖下に死す」北方謙三 文芸春秋
「独り群せず」の前作です。
「杖下に死す」は天保8年(1837年)の事件、「独り群せず」は文久3年(1863年)の事件、その間に26年が経過しています。
「杖下に死す」という題名で、中国の三国志とか水滸伝を題材にしたお話しだろうと、今まで近寄る気もしませんでした。
違っていた、大塩平八郎の乱を題材にしたお話しでした。
主人公は光武利之、幕閣の庶子で、生家の家名を名乗らずに、自由に行動できる立場にある。
大塩平八郎の養子で、大塩格之助と親交を結ぶようになる。
養父養子のせいで、大塩平八郎の考え方に厳格に身を添わせようと考えている。
内山彦次郎も出てくるが、最初はその他大勢のひとり、だんだんと出番が増えてくる。
巻末では、武士を捨てて、料理人を志す、「独り群せず」に続いているのですね。
「杖下に死す」と「独り群せず」を比べると、「独り群せず」のほうが魅力的です。

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