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2010年11月 9日 (火)

親鸞

「親鸞」五木寛之 講談社
名前が変わるたびに、人生の幕が変わっているんですよ。
幼いときは日野忠範、父母を失って、叔父の家で育てられている。
幼いころから河原の民と知り合う。河原坊浄寛、ツブテ打ちの弥七、法螺房弁才、犬丸。
比叡山に預けられて、出家名が範宴、いずれは天台座主に昇る慈円阿闍梨に目をかけられ、音覚法印のもとで修行にはげむ。
なんぼ修行にはげんでも、仏果は得られない。悶々としている。
慈円の命で、吉水(現在の円山公園あたり)の法然の説法を聞きにいく。
十年後、比叡山を捨てて法然の門をたたく。
百日の聴聞のうえ、入門を許され、綽空と名前を改める。
法然の信頼を得て、善信とさらに名前を改める。
念仏が世に広まるにつれて、南都北嶺の古寺からの反撃が始まる。
四名が死罪、法然以下の門弟が流罪となる。
善信も越後へ流罪となる。
ふたたび、名を変え、親鸞と名乗る。
河原の民が折りにふれ、助けてくれる。
対立軸がある。
じゅうあくごぎゃくのひとなれどみだのちかいぞたのもしき
十悪五逆の代表として、黒面法師、悪のかぎりを尽くし、善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや、親鸞のテーゼの補強ですね。
親鸞が親鸞と名乗るまでのことで、親鸞一代記の前史ですねぇ、上下巻を尽くしていますが、ここから先のことは執筆されのやら、ここまでで終えるのやら。

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