無料ブログはココログ

« 反省するのと悔やむのと | トップページ | 一票の格差の問題 »

2010年12月 8日 (水)

債権奪還

「債権奪還」高任和夫 講談社
題名の債権奪還は、巻末に出てきます。
銀行からの借金を整理すること、大幅に減額させること。
主人公は銀行員で早期退職に応じて、早めに退職しました。
郊外に引っ越して、何をすることもなく過ごしています。
酒に浸るようになり、酒が過ぎて、血糖値があがって入院することになります。
酒に親しむ経過、入院しているなかで患者とのやりとり、小説の大部分はそれを書いています。
マンションを仲介してくれた不動産屋の社長が銀行への返済に行き詰っているのを知ります。
その借金整理に乗り出します。
債権奪還はこのストーリーのなかで唯一火花の散る瞬間です。
しかしねぇ
酒と怠惰の日々、この題名のほうが似合っているなぁ。
最後、酒と怠惰の日々から脱却して、次のステップに進むと暗示しているから、明るい結末です。

« 反省するのと悔やむのと | トップページ | 一票の格差の問題 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 反省するのと悔やむのと | トップページ | 一票の格差の問題 »

最近のトラックバック

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31