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2010年12月28日 (火)

ウェストサイドソウル

「ウェストサイドソウル」花村萬月 講談社
最初、花村萬月に出会ったのはむちゃくちゃバイオレンスもので、これはお付き合い出来んと避けていました。
ウェストサイドソウルとは西方乃門、バンドの名前です。ブルースです。
高校生の年齢なのだが、少年の匂いは無いなぁ、括りとしては青年の部類だなぁ。
抜き書きします。
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うちは、背は高いけど、小胸や。
俺、女のオッパイは初めてやけど、日向のオッパイは格好ええで。お椀を伏せてようなとか書いてあるやんか。
あるか。
小説に書いてあったで。中学ん時読んだエロ小説や。
日向の場合、お椀の蓋を伏せたようなオッパイや。
蓋かよ。
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むずかしいことができるわけではない。分相応な演奏をするしかない。基礎の基礎、ペンタトニックの五つの音を中心に、じっくり歌うように心がける。
それでも指先がほぐれてきたのでドミナントからサブドミナントに移るところで、メジャーセブンスの音をためて、経過音として使ってみる。
ブルースという音楽はセブンスコードの音楽なので、メジャーセブンスは一応、使えないことになっている。けれど、決め所で経過音として用いると、じつに切なく、しかもクールで、心地よい刺激がはしる。
ますます、気持ちいい。
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セックス中心の青春小説だ。音楽小説でもある。花村萬月はバイオレンスばっかりではなかったのだ。

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