ええもんひとつ
「ええもんひとつ」山本兼一 文芸春秋
とびきり屋見立て帳のシリーズです。
前作に「千両花嫁」があります。読んでいるのですが、どんなお話しだったか覚えていない。
ええもんひとつとは、並の十両の品を十個買うより、とびきりの百両の品を一個買うほうがええ、ということ。
一朝一夕に目利きになると言われても、むずかしいけど、ひとつ覚えといたら、ええことがあるえ。
どんなことでしょう。
ほんまに、ええ道具というのはなぁ-----
はい-----
お金のにおいがするんえ。
おまえ、すごいこと言うなぁ。
さすが、おかみさんや、ええこと言わはりますなぁ。いまのことば、肝に銘じて、道具を見るたびに、思いだしますわ。
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