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2010年12月22日 (水)

ころころろ

「ころころろ」畠中恵 新潮社
毎度おなじみ、妖(あやかし)のお話しです。
今回は、若だんなが目が見えなくなる。
目が見えなくなったのは生目神(いきめがみ)のしわざで、人間が生目神の玉を盗んだので、とばっちりで若だんなの目を持って行ったらしい。
鳴家(やなり)や屏風のぞきなどの妖(あやかし)が活躍し、それを越えて指揮をとっているのは、仁吉、佐助、ほんとは、白沢、犬神という大妖なんですよ。
「しゃばけ」から始まる7シリーズ、どれを読んでも同じ味具合で、寅さんシリーズを追ってるようなもんで、妖(あやかし)の世界にどっぷり浸っていれば、それでよろしい。
一冊一冊、読み分けようなど考えずに、ただもう読み流していればそれでええのです。
これはもう、妖(あやかし)ワールドを構築した、畠中恵に感服してやってちょうだい。

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