白日夢 素行調査官2
「白日夢 素行調査官2」笹本稜平 光文社
始めて笹本稜平に出会ったのは「素行調査官」からでした。
その後、彼の本を追いかけて、冒険小説、政治小説、舞台は辺境だったり、スパイの世界だったり、そっちが主流かと思いました。
素行調査官2が出たので手に取りました。
監察の仕事で、警視正キャリアの正義漢、同級生で私立探偵の腕を見込まれて警察にスカウトされたもの、定年間近のさえないおじさん。
このトリオで監察を続けて行きます。
ターゲットは、警視正で本庁の課長、いもづるで警察庁の警視監も対象にあがってくる。
この課長が悪いやつで、暴力団と癒着して、アガリを要所要所に配って派閥を形成している。
浮気の調査で私立探偵が同じ対象者に接触していて、共同でやろうとタイアップする。この絡みは傍流のおはなし。
単身でシャブの取引に潜入すして調査する担当者もいるのだが、指揮しているのが悪いやつなので、犠牲になってしまう。
一気に読んでしまいました。
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