廃墟に乞う
「廃墟に乞う」佐々木譲 文芸春秋
警官だが、PTSDを患って休職中、心療内科に通って、医者の許可がないと復職できない。
頼まれて、嫌疑の疑いを晴らしたり、捜査の手助けをしたりしている。
オージー好みの村:ニセコ町、オーストラリアからの観光地
廃墟に乞う:夕張に近い架空の町、炭鉱があった廃墟の町
兄の思い:オホーツクの漁港の町
消えた娘:札幌市郊外
博労沢の殺人:日高地方馬牧場のある町
復帰する朝:帯広市
最後の篇で、警察に復帰する気が満ちて来る。もう、心が崩れるようなことはない。
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