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2011年3月17日 (木)

捜査官

「捜査官」末浦広海 講談社
核の施設が集積する青森県で、核に関する国際会議が開催される。
核施設を推進する町議会の議員があいついで殺され、町長も襲撃される。
背景には、核反対派の動きがあり、首謀者はそっちの線と見込みが立てられる。
現在は刑事である主人公の警部補は、若いころは公安に所属していた。
上司がエス(情報源)の不始末で退職し、連座するかっこうで公安を追われて、地域・刑事に回されたのだ。
上司の息子が成長し、公安の警視正として、県警の督励に赴任してくる。
その警視正の特命で、殺人事件の捜査を命じられる。
犯人は意外な人物、かってのエス(情報源)の人物だったのだ。
プロットはなかなか巧みに出来上がっております。
人物の肉付けがねぇ、いまいち生身で伝わってこない。
昔の事件と今の事件との間に22年も経過しているのですよ。
22年前に革命運動に従事していたとしても、今なお革命思想を持ち続けているものでしょうか。
しかも、大会社の専務にまで昇進しているのです。
革命思想を維持したまま会社経営できるとは思えないし、革命運動を指揮して、アラブで軍事教練させるため若者を訓練に出している。金・時間を割いてまでそんなことができるもんか。
読み終わっても、いまいち、納得できない、共感できるところがありません。

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