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2011年7月21日 (木)

神歌

「神歌」山下卓 徳間書店
コロンビアはコカインの産地で、コカインをめぐって、マフィアの戦いにとってかわって、政権派、反政権派の内戦にまで嵩じております。
地雷で足を失って、義足の少女がダンスカンパニーを編成して、政府派遣の公演が日本であります。
ここでネタバラシ、義足のなかにコカインが隠されています。某国大使館で少女たちはセックス接待に供されます。
主人公はフランス外人部隊上がりの傭兵、ぼちぼちオフィス勤務を勧告されております。
コロンビアから日本への飛行機のなかで少女のひとりと席が隣り合わせだったのが縁、少女救出に立ち上がります。
対立軸は裏神道、七生舞の会、日本でのコカインの窓口なのだ。
傭兵仲間で、気の合うやつが、正体不明、七生舞の会の所属するのか、脱退して反乱を起こすのか、そこんところは不明です。
警視庁公安の警部で高校の同級生がいたり、傭兵仲間の未亡人と思いがかなったり、脇役もたくさん出てきます。
カテゴリーとしては、ハードボイルドであり、国際謀略であるわけです。
馴染みのない世界に読者を引き込んで、あっちこっちと連れ回すところに作者の腕が要求されます。
冒頭で一発かまして、わけが解らないまま引き摺り回されるのも、読み手として、けっこう快感です。

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