「蒼い猟犬」堂場瞬一 幻冬社
警視庁捜査一課に第三係が発足した。集められたのは新米ばかり。所轄から上った若者と交通課からの女子警官、キャリアでほやほやの新人。
たまたま最初の事件が小学校給食の食中毒事件、事件は意外にも脅迫事件で、都知事への要求は五億円の身代金。そのなかの一億円はみごとに略奪されてしまう。
タイトルが蒼い猟犬であるように、若い刑事が成長していくお話しで、ベテランは叱りながら成長をうながしていくお話しなんですよ。
犯人は、本筋に関係ない人がちょいちょい出てきて、あれれ、さては、案の定、犯人はそっちでした。
悪徳警官のストーリーより、こういう青年が成長していくお話しは好きだなぁ。
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