無料ブログはココログ

« クマゼミの鳴き声 | トップページ | 産経新聞が変わった »

2011年8月28日 (日)

ガイシの女

「ガイシの女」汐見薫 講談社
読み始めは、なんだなんだ、ちょっと英語の使える女のゴタゴタのお話しかい。
それは前振り、兄が自殺した。
兄は融資した融資先が倒産して、責任を取って自殺したのだ。
ヒロインは、転職して転職して、今はガイシの銀行にいる。
ぬくい職場だったが、鬼の上司がロンドンから赴任してきて、きわめて居づらくなってきた。
今の案件は、ロシアと日本を天然ガスで結ぶシンジケートローン。
エージェント・バンク、ブックランナー、金利がLIBOR+xポイント、著者は業界事情に詳しいなぁ。
手数料だけ前取りしてシンジケートローンをファンドに組んで売り渡す。
えらくえげつないハゲタカ商法じゃないか。
出てくる女がどれもこれもタフなんですよ。筋骨隆々というのじゃないよ、生き方がタフなんですよ。
男はどれもこれもあくどいね。使途不明金にして懐に入れてしまう銀行重役、ロシアと日本を仲介して賄賂を取り込む国会議員、秘書。
ヒロインの活躍で、兄は自殺ではなかった、殺されたのだ。
あくどい奴らは逮捕されました。
ガイシのハゲタカ軍団は?
合法です。儲けたものがいれば損したものもいる、単なる商行為で違法ではありません。
釈然としないところもあるが、ヒロインとヒーローが結ばれるということで、大団円ということにしましょうか。

読書メーター

広島ブログ

« クマゼミの鳴き声 | トップページ | 産経新聞が変わった »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« クマゼミの鳴き声 | トップページ | 産経新聞が変わった »

最近のトラックバック

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31