無料ブログはココログ

« Windows7でのアップ | トップページ | 比婆山山麓、県民の森、熊野神社(自転車篇) »

2011年9月11日 (日)

ちょちょら

「ちょちょら」 畑中恵 新潮社
毎度おなじみ妖(あやかし)シリーズとは違います。
兄が切腹して、部屋住みから引き継いで江戸留守居役に就任する。
留守居役の役目は幕府から大工事の下命から免れること、お手伝いという名前だが、実際は主担当なのだ。
中小藩の留守居役は組合を作って交際を重ねよしみを通じて、他藩の動向から後れを取らないことにある。
江戸城内の表坊主に主人公は気に入られた。
そんなツテで、近々、印旛沼の干拓工事が始まるとの情報を得る。
主人公は、お手伝いからの総抜けを図り、各層の組合を通じてそれぞれの藩が、抜け=辞退、が徹底されることを目指していく。
自藩さえよければええのが留守居役の本性、さらに、新米の留守居役に主導権を取られるのが気に入らないのも本性。
この外交交渉、うまく纏まりますものやら、どこかで破綻するのやら。
結果を言ってしまいましょう、ハッピ-エンドで幕引きです。
鋭くて賢くて抜けるような主人公なら感情移入できません。
明るくてまっすぐに本心を明かしてしまうから、応援してやりたくなるのです。

読書メーター

広島ブログ

« Windows7でのアップ | トップページ | 比婆山山麓、県民の森、熊野神社(自転車篇) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Windows7でのアップ | トップページ | 比婆山山麓、県民の森、熊野神社(自転車篇) »

最近のトラックバック

2022年9月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30