迎撃せよ
「迎撃せよ」福田和代 角川書店
発端は、自衛隊幹部が防衛計画の不備を訴えて論文を書いた。
論文は無視され、責任を追及されて自衛隊から退職するのを強制される。
彼の息子は自衛隊の戦闘機乗り、父の論文を実証するために戦闘機の乗っ取りをはかる。
それが寸前でばれて、自殺する。
こんなことが数年前にありまして、ここからストーリーが始まります。
自衛隊の戦闘機が盗まれた。新型のミサイルを搭載している。
そのミサイルの一発が富士の樹海に撃ち込まれた。
北朝鮮の軍人が絡んでいることが明らかになってくる。
メガフロートを三台繋げて滑走路に仕立てているのだ。
そのメガフロートは東シナ海を航行している。
これ以上内容紹介は止めておきますね。
読み続けるのに難儀しました。
人物の書き分けがイマイチなので、このひと、自衛隊のどういう立場のひと、階級は、ひとつひとつ確認しないと読み進められません。
北朝鮮の軍人ですが、チャンだのソンだの、ごめん、区別がつかない。
読み始めて、ほんとは読みたいのですよ、しかし、なんとなく心進まなくて、読み終わるのに4週間かかりました。
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