県庁おもてなし課
「県庁おもてなし課」有川浩 角川書店
ことのはじまり
1、おもてなし課、発足。------グダグダ
2、『パンダ誘致論者』、招聘------なるか?
3、高地レジャーランド化構想、発動。
4、順風満帆、七難八苦。
5、あがけ、おもてなし課。------ジタバタ。
6、おもてなし課は羽ばたくか------か?
目次を見れば小説に何を書いてあるか一目瞭然です。
そう、高知県に観光客を増やそうという県庁の目論見です。
小説は筋書だけじゃない、登場人物が意外な動きをして、味があって、あっと驚く仕掛けが施されてないと面白くない。
書き手は有川浩ですもの、そこに抜かりがあるものか。
巻末に、おまけがあって、県庁のひとと有川浩の対談まであります。
実録があって、脚色があって、公務員がついつい取ってしまう行動を目の前に曝し、ビヘイビアが改まって行く過程が面白いです。
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