無料ブログはココログ

« 全国の気象予報ポイント | トップページ | 地方政府 »

2011年12月17日 (土)

黄金の太刀

「黄金の太刀」山本兼一 講談社
サブタイトルが、刀剣商ちょうじ屋光三郎
勘定奉行のせがれの田村が、刀の目利きを頼んだ白石瑞祥という刀相家にだまされて、一万両が消えてしまった。
白石瑞祥とは、刀の目利き鑑定をしていて、自分でも鍛冶場で刀を打っている。
鋼に金を混ぜて、黄金の流紋を浮かばせる刀の打ち方を得意にしている。
田村に頼まれて、光三郎はしょうがなく白石瑞祥を探す旅に同行する。
光三郎は、御腰物奉行の長男で、勘当されて、町人となり、刀剣商ちょうじ屋に婿入りしている。
三人目の同行者に、鍛冶職人の鍛冶平を頼んだ。
白石瑞祥は、刀の本物を訪ねるとして、五か伝の鍛冶どころを目指しているらしい。
相州鎌倉、美濃関、京、大和、備前長船。
お話しは、転々と訪ねていく道中記なんですよ。
お話しの本筋よりも、薀蓄のほうが面白い。
時は幕末、今のご時世、名刀の需要もありますよ、もっと需要があるのがなまくら刀。
武士が腰に差しているのも見かけだけでええ、軽ければそのほうがもっとええ、そんな武士もおります。
町人だって旅します、ほんの形だけの道中差しがあればええ。
荒縄で何本も束ねて荷車に乗せて出荷する、そんな粗製乱造の鍛冶屋もなんぼでもあります。
そんな中で、名刀を打つ鍛冶屋を求めての道中記です。
お話しの結果は、はい、ハッピーエンドです。

読書メーター

広島ブログ

« 全国の気象予報ポイント | トップページ | 地方政府 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 全国の気象予報ポイント | トップページ | 地方政府 »

最近のトラックバック

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31