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2012年2月 1日 (水)

1月に読んだ本

1月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3216ページ
ナイス数:40ナイス

良寛良寛
越後の庄屋の息子に生まれ、成人後、僧になることを志し、地元の寺に入り、師匠筋の寺、岡山・玉島の円通寺で修行する。印可を得て、旅に出る。故郷を目指して、山寺の庵に住まいを得る。お話しの展開としては、さしたる事件はないのですよ。修行の経過として、お経の解釈が出てくる、禅僧の述懐が出てくる。これが長いので、読み流す。雑誌「大法輪」に連載されたものです。宗教雑誌なので、遠慮することなく宗論宗旨の掘り下げが行われている。越後に帰ってからは、俳句、和歌、漢詩が多い。一語一句はとても読めません。さらさらと撫で読みになる
読了日:01月29日 著者:立松 和平

花明かり (深川駕籠)花明かり (深川駕籠)
「花明かり」もののはずみで駕籠の競争をすることになった。最初の賭け金は千両、木兵衛が乗り出して賭け金が上がって1万両、身代を賭けて身ぐるみ賭けることになるかもしれない。賭け主は千住の旅館の主村上屋、こっちの賭け主は長屋の家主の木兵衛、なんでこんなことになっちまったのか。千住の亭主が深川で悪騒ぎをするので、こらしめてやる、そういうことです。で、結末はどうなったか、そこはそこまでにしておきましょう。「菖蒲の湯」駕籠かきの新太郎が花問屋の後家の女将に思いを寄せた。それでどうなった、うん、まぁ、そこはむにゃむにゃ
読了日:01月23日 著者:山本一力

太陽おばば太陽おばば
<耶知子さん、葬儀場に竜巻を呼ぶ><耶知子さん、新盆で遠吠えする><耶知子さん、季節外れのハワイアンを吟じる><耶知子さん、クリスマスの甘酒に酔う><耶知子さん、母娘旅行に出かける>アパートの真向かいに、おばばが住んでいて、なんとなく馴染みになってしまった。このおばば、耶知子さん、切れたらほんまに嵐を巻き起こすのだ。ふだんは太陽おばばで、誰からも可愛がられているのにね。そんなバカ話ばっかりだろうと思って読んでいたら、耶知子さん、いまいち正体不明なんですよ。喜劇だろうと思って読んでいたら、実は、悲劇だった。
読了日:01月22日 著者:雀野 日名子

あるじは秀吉あるじは秀吉
<弥助は藤吉郎に馬を貸した>藤吉郎がまだ小者のころのこと。<坪内喜太郎は藤吉郎をはじめての主と仰いだ>藤吉郎もいっぱしの侍となった。<加藤虎之助は秀吉に侍奉公の勘どころを見た>秀吉は長浜城主。<堀尾茂助は秀吉に鬼とよばれた>秀吉は姫路城主。<蜂須賀小六は秀吉をどだわけと叱った>信長が本能寺の変で死亡、中国大返しのときのこと。<神子田半左衛門は秀吉を臆病者とののしった>秀吉対家康の小牧長久手の合戦のときのこと。<小西行長は太閤さまの真意をさとった>朝鮮討ち入りのとき、外交交渉のさい、秀吉の意外な真意を見た。
読了日:01月19日 著者:岩井 三四二

県庁の星県庁の星
織田裕二、柴咲コウの共演で映画化されています。映画では若いパートだが、小説では成人した子供がいるおばちゃんパート、大きな違いはそれぐらいかな。県庁では、前例とひな形が一番重要、責任をどう回避するかが大事なこと。民間交流で、スーパーに県庁の若い職員が派遣されてくる。そりゃあ馴染めませんよね。仕事のスタイルが違うんだから。浮いて浮いて浮きまくっております。食品衛生の不備を指摘したところで、売上競争をそそのかされてしまいます。やっぱり勝ちたい、ここで自分の目で観察して、他人の意見を取り入れて、県庁スタイルとは
読了日:01月18日 著者:桂 望実

あつあつを召し上がれあつあつを召し上がれ
短編集です。一篇20ページ前後の短いストーリーです。エッセイかな、と思えるが、短いうちに人生を切り取ったスケッチが見事です。どれも食べ物がキーになってお話しが運ばれます。臨終期のかき氷。中華街でのぶたばら飯。能登の旅館の松茸尽くし。母から受け継いだおみそ汁。ハートコロリット、コロッケのこと。フランスでのレストラン。きりたんぽ。連載誌は「旅」わたしの知っていた当時は日本交通公社発行でした。いつのまにか、新潮社の発行となっていました。「あつあつを召し上がれ」連載が終了して、半年後、雑誌「旅」は休刊となりました
読了日:01月13日 著者:小川 糸

ばんば憑きばんば憑き
怪談なんですよ。幽霊のお話しではないな。憑き物、付喪神、いわゆる、お化けのお話しなんですね。首のうなじの毛がちりちりっとするような恐怖感はないんですよ。じわぁっと迫ってくる怖さはあります。逃げ出したくなるような怖さはない。短編集なんです。で、どの短編が一番気に入っているか。どうなんでしょうね、次々と読み捨てていってしまって、どれが一番印象に残るか。みんなするすると逃げ出してしまって、心にかかるお話しはない、そういうことなんです。怪談なんだが、そこそこ怖い程度の怪談、そんな掴みでよろしいんじゃないでしょうか
読了日:01月12日 著者:宮部 みゆき

ガールガール
六篇の短編小説なんですよ。ヒロくん:夫あり、夫より高給。課長に昇格すると社内での男の嫉妬が。マンション:結婚するよりマンションを買おうか。マンションを買うと自由も失うのか。ガール:しみじみと、もう若くはないな、と思い知るとき。ワーキング・マザー:離婚して子供を育てて、働くには。ひと回り:干支ひと回り下の新入社員が入って。結婚していたり、未婚のまま今に至っていたり、それぞれがもう若くはないなと噛み締めるお話しなんですよ。どのヒロインをみても、めそめそせずに、キッと頭を上げて突き進んでいるから頼もしい。
読了日:01月04日 著者:奥田 英朗

レイジレイジ
始まりは、中学校で友達がバンドを組んで文化祭で演奏するお話し。あぁ、よかった、どうやらさわやか誉田哲也の路線で書いてあるみたい。バンドの芯になるのはワタルとレイジ、友哉とキンちゃんもメンバーなのは覚えておいてね。大学在学中、ワタルはバンドのメンバーにスカウトされる。ヘビメタ路線のバンドだった。レイジは、一人多重録音で曲を作ってテープに録音していた。友哉に誘われて、キンちゃんも呼んで、三人でバンドを組んだ。バンドの名前はRAGE。ワタルのバンドもつぶれた。レイジのバンドもつぶれてしまった。
読了日:01月02日 著者:誉田 哲也

天魔ゆく空天魔ゆく空
えらく守備範囲の広い作家だね。室町幕府の足利将軍、その下に管領がいて守護がいる。将軍の血筋の足利家がひ弱いのですよ。江戸幕府の徳川家を思うと、ずいぶん違う。日野富子と足利義政の時代、そして、その次の将軍の時代でのお話しです。管領家にしても、神輿の上に載っている状態で、担ぎ手の気分で取り換えられてしまう状態なのです。下剋上の時代で、棟梁というより、盟主というべきか。管領細川政元が将軍を次々と取り換えること。細川政元も家臣に暗殺されること。裏切り御免、裏切り自由の時代なので、異様な面白さがあるお話しです。
読了日:01月01日 著者:真保 裕一

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