おじさんとおばさん
「おじさんとおばさん」平安寿子 朝日新聞出版
恩師の息子が選挙に出るということで、集会に掻き集められた。
同級生では、小学校時代の6人が顔を出した。
これを機に、クラスの同窓会を開こうと連絡を取り始めた。
50代、還暦も目の前なんだよ。それなのに、男と女、コナをかけてみると、家庭の不満なのか、あんがい進展する。
けっして愚痴には出せないが、息子、娘がだらしない。
老いた親の介護は避けて通れない。
こんな話が延々と続くんだもの。読んで行くのにストレスがつのる。
語り口は軽妙なんですよ。語られる内容は、重くて、毒を含んで、ページをめくるのに努力が必要だ。
嫌々ながらに、とにかく読み終えた。
楽に読めるお話しじゃないよなぁ。
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